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道南

道立江差病院、外科が手術休止 来月から 常勤医、当面1人に(03/26 14:06)

 【江差】道立江差病院の外科が四月から実質的に縮小され、手術に対応できなくなることが分かった。常勤医師二人のうち、女性医師が産休に入り、代わる医師確保のめどが立たないため。手術の再開時期は未定。二次医療機関の同病院外科が手術を休止するのは初めて。(細川伸哉)

 同病院外科は、胃や腸の手術、脱腸、胆石摘出など主に消化器系疾病の手術を受け持っている。年間の手術件数は九十件程度。同病院はすでに、内科で手術が必要と診断された患者に対し、函館の病院を紹介するなどの対応を取り始めた。

 常勤医師二人は、ともに札医大から派遣を受けている。このうち三十代の女性医師が四月から産休に入り、その後の育児休暇もあるため、勤務の復帰時期は未定。このため、同病院は札医大に新たな医師の派遣を求めたが、医師不足などを理由に派遣見通しが立たない、と伝えられた。

 手術は執刀医と介助医師の二人体制で行うのが基本で、従来、同病院で行ってきたがん手術など大半の手術はできなくなる見通し。術後の経過処置も一人では対応しきれず、出張医の支援を受けての手術継続などは考えないという。医師一人で行える処置的手術は、可能な範囲で続ける。

 手術は二十六日に予定されている一件を終えれば、再び医師二人の体制が整うまで、休止する。同病院で手術を受ける患者は、地元での入院を望む交通弱者の高齢者が多く、不便を強いられそうだ。

 同病院の外科は従来、三人体制だったが、一昨年九月末に外科医だった院長が退職したことで二人体制となった。同病院は「できる限り早い時期に手術が再開できるよう、札医大などへの要請を続けていく」としている。

 同病院は、檜山管内で唯一の、比較的高度な医療を提供できると位置付けられる二次医療機関。外科はこの機能を果たせなくなる。

 骨折などに対応する整形外科や、循環器系、泌尿器科の手術は、四月以降も現体制のまま続ける。

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