情報社会キーワード城

諸君は大喜利というものを知っているかね？

まあ、頭に最初に浮かぶ大喜利としては、日本テレビの笑点が挙げられるのでは無いかな。
古典芸能に端を発する大喜利という言葉も、要は「お題をもらって演者が面白く芸（話芸）を競い合う」ということ。

しかし、古典の大喜利にせよ名物テレビ番組の大喜利も、しょせん我々は演者に対する「客（聞き手）」でしか無かった。

だが現代は少し様変わりしておる。我々は視聴者にしかなれなかった「テレビ」に対し、ブロガーなどになり情報を発信する側になれる「ネット」が台頭する時代。
今や我々も大喜利の舞台に上がる事が出来るのだ。

このアドバ喜利ではユーザがお題にあわせて面白い回答を投稿し、その人気に応じておひねりまで
もらえる仕組みになっておる。
いずれはジャンプ放送局やファミ通で腕を鍛えた投稿戦士の新たな戦場になるかもしれぬぞよ。

SEO。これは最近耳にし始めた者も多い単語ではなかろうか。

SEOはいわゆる“サーチエンジン最適化”と言われるものだよ。
これを英語にするとSearch Engine Optimization となるので、その頭文字を取ってSEOとなる。

読み方はエス・イー・オー、またはセオと呼ばれておる。

サーチエンジン最適化、SEOが何かというと、
平たく言えば「検索エンジンでの検索結果で、自分（個人や企業）のサイトを最初に表示して欲しい！」という
願望を解決してくれる技術の事なのだよ。

立派なウェブサイトをお金をかけて作っても、検索結果が100ページ目なら誰も来てはくれない。
何せ、目にする事すら無いのだからな。
しかし、多少貧相なサイトであっても検索ページの1ページ目に出れば、目を瞑っていても客が来るというわけだ。

検索結果の表示順位。
それは、現実でいえば大通り沿いに店を建てるような立地条件みたいなものとも言えるな。

私はこの城の主。今後とも宜しく。
この城では、この世界の様々な重要キーワードを紹介している。
現代の変化めまぐるしい情報社会を生き抜く糧としてもらえれば幸いだ。