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2009年3月25日(水) 19:20 |
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ハンセン病問題の史料まとまる
ハンセン病に対する差別・偏見をなくそうと、岡山県と療養所の入所者らはこれまで継続的に協議をおこなってきました。 その中で今後の啓発に役立てばと、このほど2冊目となる史料集がまとまりました。
岡山県と長島愛生園、邑久光明園の入所者らによるハンセン病問題関連史料調査委員会で完成が報告されたものです。 委員会は2002年の発足以来、県民への啓発に役立つ本の制作にむけて史料の収集を行ってきました。 委員会では2年前、戦前の歴史をまとめた史料集を発表していますが、今回完成したのは戦後を中心にしたもので貴重な写真などを交えながら850ページにわたってハンセン病の歴史を辿る内容となっています。 この史料集は、全国の公立図書館や学校などおよそ600ヶ所の施設に置かれることになっています。
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