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2009年3月25日(水) 19:20 |
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ブラジルの子供が県立大学を見学
総社市にあるブラジル人学校の生徒が、25日市内の大学を見学のため訪れました。景気後退の影響で生徒が減少している中、少しでも進学に興味をもってもらおうという試みです。
総社市のブラジル人学校「エスコーラ・モモタロウ・オカヤマ」に通う子どもたちです。 25日同じ市内にある岡山県立大学を見学に訪れました。 600人以上のブラジル人が暮らしていている総社市では、ブラジル人学校で子どもたちの学習支援が行われています。景気後退は、ブラジル人の子どもたちにも暗い影を落としています。 去年春にオープンしたブラジル人学校は、多いときで24人が通っていましたが、雇用情勢の悪化で生徒の両親が職を失うなどした影響で、今は15人に減りました。 今回の大学見学は、こうした厳しい状況の中でも子どもたちに進学に興味を持ってもらえばと開かれたもので、大学での実験の様子などを見学しました。 子どもたちのとりまく環境は厳しい状態が続きますが、ブラジル人学校を運営するNPO法人では当面授業料などを免除して子どもたちを支援することにしています。
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