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【神奈川】分娩予約 4月1日再開 大和市立病院 小児科入院患者も2009年3月26日 大和市は二十五日、常勤医の減少のため休止していた市立病院の産婦人科の出産に伴う分娩(ぶんべん)予約と、小児科の入院患者の受け入れを四月一日から再開する、と発表した。 分娩予約受け付けは昨年十一月十日から休止。現在、産科は常勤医一人、勤務時間制限のある医師二人の計三人態勢だが、四月からは常勤医三人、勤務制限付きの医師が一人の計四人になることから、再開を決めた。分娩予約は六月以降分からで、月間三十件を上限にする。 市によると常勤医二人は公募で集めた。常勤医の報酬は、当直や分娩などの各手当を含め年収三千万円程度になるという。 小児科の入院受け入れは昨年十二月十七日から休止。常勤医四人が現在一人となっていたが、四月から四人態勢に戻る。 市によると、産科医については、各大学の医局と連携し増員を模索するほか、公募も続けるという。大木哲市長は「市民に不便をおかけしおわび申し上げる」と話した。 (藤浪繁雄)
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