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胸が“キュン”とした…彩菜の微妙な“乙女心”に直撃

自分を“男の子”だと思わなかった

椿姫彩菜(クリックで拡大)

 男子校出身の現役女子大生モデル、タレントとして人気の椿姫彩菜(24、写真)。華やかなスポットが当たるまでは、女性の心と男性の体を持って生まれたがゆえの恋愛の悩みにも直面、美貌の奥に隠された乙女心を夕刊フジに明かした。

 椿姫は昨年、自叙伝の中で性同一性障害を持って生まれたことを告白していた。大学2年で家出をし、2006年にタイ・プーケットで性別適合手術を受け、戸籍上も女性になった。

 「男性の体だった“マイナス”の状態から、女の子としてゼロから私はスタートしたばかり。これからは女性の幸せをプロデュースしていきたいんです」

 その言葉を実践するように、初のフォトブック「C, est ma vie(セ・マ・ヴィ)」(ワニブックス刊)では、女性にとって参考になる美容、おしゃれ術を紹介。肌がきれいなすっぴん顔まで披露した。

 「グラビアでは、普段あんまり着ない原宿系の服まで着させてもらいました」といい、水着姿は?と聞くと、「恥ずかしい! 幼児体形なので…」と、はにかんだ。

 「生まれて一度も自分を“男の子”だと思っていなかった」という椿姫。本では、小中高一貫の男子校の小学3年のころに級友に「胸が“キュン”とした」初恋、高校時代に意中の相手に「本当の女の子だったらよかったのに」と言われてショックを受けた辛い思い出も明かしている。

 男らしさを求める母との葛藤は絶えなかったというが、父の心境も複雑だったようだ。

 「私の心が“女の子”だったことにうすうす気付いていても、気付かないふりをしていたようです。高校時代の門限は夕方6時。友達の家に泊まろうとしても、父は『どういうやつなんだ』と口うるさく聞いてきた。まるで“箱入り娘”のようでした」と振り返る。

 性別適合手術を受け、裁判所に性別変更を認められた後、母と和解。父からも「これからは一女性としていろいろ吸収する時だから、頑張って自分を磨くんだぞ」と励まされた。

 晴れて女性として“スタート”を切ったものの、椿姫は「恋愛には普通の人以上にマジメ」と自己分析する。

 高校卒業から現在まで、「きちんとお付き合いしたのは1人か2人程度」。二股をかけられた経験もあるという。

 「体が女性でも、出産できないから?」と我が身を呪いたくもなったというが、今は「身体のことや過去のことなど関係なく、それでも好きと言ってくれるからこそ、お付き合いが成立する」と考えている。

 理想の男性像は「紳士的で、さわやかな人」。自身が目指すのは、「素のままで輝いている人。吉永小百合さん、ソフィー・マルソーさん、檀れいさんのような」。

 う〜ん、どこから見ても素敵な女性だ。

 ■つばき・あやな 1984年7月15日生まれ。東京都出身。現在、青山学院大文学部3年。他の著書に「わたし、男子校出身です。」「椿姫以前」(ともにポプラ社)。27日放送のテレビ朝日系「就活のムスメ」(午後11時15分)で女優デビューする。

ZAKZAK 2009/03/24

椿姫彩菜

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