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<WBC>日本、韓国に敗れる 4強かけ19日にキューバ戦

3月18日19時10分配信 毎日新聞


<WBC>日本、韓国に敗れる 4強かけ19日にキューバ戦

【韓国・日本】七回表1死、城島が三振に倒れ、判定に抗議したとして退場になる=米カリフォルニア州サンディエゴのペトコ・パークで2009年3月17日、木葉健二撮影

 【サンディエゴ(米カリフォルニア州)村田隆和】野球の国・地域別対抗戦、第2回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の2次ラウンドは17日、当地のペトコパークで1組の2回戦を行い、連覇を目指す日本は韓国に1−4で敗れた。韓国は前回大会に続いて準決勝進出を決め、日本は18日午後8時(日本時間19日正午)から敗者復活2回戦でキューバと4強入りをかけて対戦する。日本は岩隈(楽天)、キューバは15日の日本戦でリリーフ登板したマヤが先発する。

 日本は、先発のダルビッシュ(日本ハム)が制球に苦しんで一回に3安打を浴び、味方の内野守備も乱れて3失点。八回には2死満塁から岩田(阪神)が押し出し四球を与え、1点を失った。打線は五回1死一、三塁から、イチローの二ゴロの間に1点を挙げたが、1次ラウンド1位決定戦で好投した先発左腕の奉重根に2併殺を喫するなど韓国投手陣を攻め切れなかった。

 米フロリダ州マイアミで行われた2組の敗者復活2回戦は、米国がプエルトリコと対決し、九回にライト(メッツ)の2点適時打で逆転サヨナラ勝ち。2組の準決勝進出チームはベネズエラと米国に決定した。

 ▽日本・原監督 初回の3点が非常に重かった。(奉重根対策について)「打てなかった」と反省の弁を言っても始まらない。もう一度挑戦権を得ることしか考えていない。

 ○…ダルビッシュには、運のないマウンドとなった。「いい球が行っていた」と話したように、一回から150キロ台の速球を投げ込みながら、打球の飛んだコースが悪く、守備の乱れにも足を引っ張られて3失点。制球が不安定で、直球でカウントを整えることができなかったのは反省材料だが、五回まで7三振を奪った力投を考えると、悔やまれる立ち上がりだった。五回2死、高永民から空振り三振を奪った150キロの速球が、球数制限ギリギリの85球目。この時ばかりは両手で小さくガッツポーズを見せ、マウンドを降りた。 

 ○…イチローにヒットが出ない。2次ラウンドの2試合、計9打数で無安打。この日の五回に挙げた打点も、一、三塁から外角高めのスライダーを打って二ゴロとなる間に走者が生還したもの。七回の最終打席では、捕邪飛に倒れた。試合後は、ほぼ無言だったイチロー。そのバットの復活なくして、キューバ戦の勝利は難しいが……。

 ○…七回1死から見逃し三振に倒れた城島が退場処分を受けた。2−3から外角の変化球を見送り、ストライクをコールされると、城島はバットを放り出し、打席に残したままベンチへ。これが審判を侮辱する行為と認定された。「バットをたたきつけたわけじゃないし、なぜ退場なのかわからない」と城島。ただ、守備の要として最後まで試合に出られなかったことは素直に反省。原監督には「迷惑をかけた」と頭を下げ、またチームとしても審判団に反省の意思を伝えたという。

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最終更新:3月18日19時47分

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