第2回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)第2ラウンド1組1位決定戦(日本−韓国、19日=日本時間20日午前10時開始、米カリフォルニア州・サンディエゴ、ペトコ・パーク)日本代表は1組1位決定戦で宿敵、韓国と対戦。
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今大会4度目の日韓対決、日本の先発・内海は一回、先頭の鄭根宇に中前打を許すと、犠打で二塁へ進め、金賢洙に左越え二塁打を打たれ、韓国に先制される。続くピンチは併殺で切り抜けた。
日本は二回、5番内川の左翼席へのソロ本塁打で同点に追いつくと、村田、岩村の連続安打でチャンスを広げ、片岡の適時打で韓国に1点を勝ち越した。
三回、内海は韓国・2番李容圭へ後頭部に死球を与え、場内は騒然。二死一塁の場面で2番手小松にマウンドを譲った。小松は4番李大浩から三振を奪い、死球で迎えた嫌な雰囲気を消し去った。
四回、先頭の村田が中前打で出塁したが、一塁ベースを回ったところでアクシデント。右太もも裏を痛め、両肩を抱えられながらベンチに下がった。村田に代わって代走で出た亀井は二盗を決めチャンスを広げたが、岩村、阿部、イチローと倒れ、追加点を奪うことはできなかった。
六回裏、韓国の攻撃、一死走者なしの場面で日本は2番手小松から3番手田中が登板。田中は韓国打線を連続三振に打ち取る素晴らしい投球を見せた。
七回、日本は阿部、片岡が出塁し、無死一、二塁のチャンスを作ったが、イチローが中飛、続く中島が遊ゴロで併殺に倒れ、絶好のチャンスをモノにできなかった。その裏、韓国は6番李机浩が中越え本塁打を放ち同点。試合は振り出しに戻った。
日本は田中に代わって4番手山口が登板。山口は無死一塁の場面をきっちり併殺に打ち取り、5番手涌井にマウンドをスイッチ。涌井は9番朴基赫を三振に。韓国は同点止まりで七回を終えた。
八回、日本は先頭の青木がバント安打で出塁すると、4番城島に代わって代打で稲葉が登場。稲葉は鋭い当たりを右前に運び、スタートを切っていた青木は三塁へ進塁。無死一、三塁のチャンスに代打・小笠原が代わったばかりの韓国・金廣鉉から右前に適時打。再び韓国から1点をリードした。
さらに亀井の送りバントの後、一死二、三塁で岩村が中前打。中堅手がハンブルする間に二塁走者小笠原もホームイン。日本は八回に貴重な貴重な3点を追加した。
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