離脱にも「悔いなし」＝負傷の村田が帰国【WBC】

　右太もものけがで野球のワールド・ベースボール・クラシック（WBC）日本代表を外れた村田修一内野手（横浜）が21日、成田空港着の航空機で帰国し、「やり切った感はある。悔いは残っていない」と話した。
　村田は2試合連続本塁打を放つなど、主軸打者として大きく貢献していたが、19日の韓国戦で右太ももの裏側を負傷。空港には車いすで現れ、「和らいではいるが、まだ痛みや違和感はある。（回復まで）1カ月はかかると思う」と状態を説明した。22日に精密検査を受ける予定。
　準決勝に進んだ日本代表に対しては「力を持っている選手ばかりなので、僕のためではなく、日本のために頑張ってくれれば」とエール。日本の公式戦開幕が来月3日に迫っていることにも触れ、「チームのマイナスになってしまい、申し訳ない。少しでも早く治したい」と、沈痛な面持ちで話した。　

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