photo by jenn_jenn
　これだけ正社員がリストラされている時代なんだから、もっともっと転職が自由にできる風通しのいい社会を作ってほしい！と嘆いている人は多いはず。でも、生きていく上で、もちろん収入は大事。お金があるに越したことはないですからね。そこで、未経験の人でもニートの人でも目指せる職業＆年収一覧をオリジナルで作ってみました！

　こちらの表に挙がっていた年収一覧によると、トップの内閣総理大臣は4165万円、２位のプロ野球選手は3743万円と、超高い！ あのイチローの年俸はというと、なんと約22億円らしいです。でも、こういうセレブな職業ばかり載せているランキングは正直、見飽きた…。だって、僕らには関係ないもん！


と言うことで、前述の表を参考にしながらオリジナルで作ってみたのが以下のランキング。前職が何であれ、現実的にチャレンジできそうなものを選んでみました。実際になる方法も簡単に付け加えておきましたので、ニート脱出を企てている方や、全く違った異業種への転職を考えている方は参考にしてみてください。（カッコ内は平均年収・人数）

【ニートでも目指せる職業の年収ランキング １位～10位】

１位　警察官（840万円・23万7963人）
ニートから警察官への転身はかなりハード＆タフそうですが、社会の役に立てるからやり甲斐は十分。「なりたい！しりたい警察官｜警察官になりたい人に」に警察官になる方法が載っています。応募資格は33歳未満までとなっているので、三十路に突入した人は急いで！


２位　農家（765万円・368万8400人）　
製造業やIT業界からの転職も増えているという農業。すぐに結果が出る仕事ではなく、一人前になるためには長い年月がかかりそうですが、我々が生きていくための食糧を作ることに関われる喜びは何物にも代えがたいものがあるはず。「北海道で農業をはじめるサイト」などを参考にしてみては？


３位　電車車掌（586万円・2万1280人）
「将来の仕事なり方ガイド」の図によると、鉄道会社に入社して、駅員として１～２年勤務した後に、車内の昇格試験を受けるそう。そこからさらに頑張って電車運転士になると、給料もアップします。最初はアルバイトからでもOKなようです。構内アナウンスで、あなたの自慢の美声を披露してください！


４位　消防士（572万円・15万3295人）
「なるには（消防士）」によると、消防士になるには地方自治体の行う消防士採用試験に合格することが必要。試験合格後、消防学校などで防火・防災に関する基礎知識や技術などを学び、卒業後、各自治体の消防署などに配属され、消防士になれます。危険と隣り合わせな職業ですが、生命を救ったときの感動は筆舌に尽くしがたいはず！


５位　営業用バス運転手（451万円・7万9800人）
「運転免許＆教習所ガイド」によると、路線バスや観光バスなど、乗車定員30人以上の営業用車両を運転するためには大型二種免許を取得する必要があります。バス会社に入社してすぐに運転できるわけでなく、しばらくの間は修行を積まないといけません。ドライビングテクに自信のある人はぜひ！


６位　サラリーマン平均（439万円・4453万人）
日本の総人口が約１億３千万人だから、約３分の１!? 優良上場企業101社のサラリーマン平均（808万円・96万5483人）、上場企業サラリーマン平均（576万円・426万人）は少し難しそうなので、ごくごく普通のサラリーマンを選んでみました。職種を選ばなければ求人はたくさんあるはずです。自分に合った会社を探してみましょう。


７位　プログラマー（412万円・13万6790人）
「真・プログラマになるには」によると、プログラマーになるためには、資格や年齢は不問。学校も通う必要がなく、才能さえあればなれるそうです。激務に耐えうる体力は必要でしょうが、独学でコンピュータの知識を極めた方にはもっとも適職かもしれません。


８位　ボイラー工（403万円・1万5570人）
病院、学校、工場、ビルなどの様々な場所で、資格の必要なボイラーを取り扱い、点検、安全管理を行う技術者です。資格には段階があり、全国７ヵ所の安全衛生技術センターで、試験が行われています。あの堂本光一さんも資格を持っているみたいですね。


９位　百貨店店員（390万円・10万6820人）　
「百貨店店員になるためには？」によると、アルバイトやパートから正社員になるケースも多いそう。お客様と直接関わる仕事のため、清潔感には常に気を配ってないといけません。なので、ニート歴が長いみなさんは、まずは髪やヒゲを切り、身なりを整えてから臨みましょう。


10位　漁師（378万円・23万730人）
漁師になるためには特に資格も必要なく、年齢も問われません。まずは各地の市町村が行っている体験漁業に参加して、その後見習いとして働きましょう。いずれは自分の船を持ちたいですね。「漁師.jp」によると、漁業就業支援フェアは随時開催されているようです。あなたの獲った美味しいお魚を全国の食卓に届けてくださいね。

【以下11位～20位】
11位　守衛（374万円・1万5490人）
12位　とび職（357万円・2万9750人）
13位　保険外交員（337万円・17万9070人）
14位　幼稚園教諭（328万円・6万2660人）
15位　警備員（315万円・15万4590人）
16位　観光バスガイド（307万円・7310人）
17位　タクシー運転手（306万円・28万7280人）
18位　ホームヘルパー（299万円・3万2230人）
19位　ビル清掃員（233万円・9万2900人）
20位　フリーター（106万円・417万人）

また、最後に一応、これは無理だろうな～という特殊な職業を集めた対極のランキングも。こんなに人数が少ないんだから、そりゃ無理ですわ…。

【ニートにはハードルが高い職業の年収ランキング １位～10位】
１位　内閣総理大臣（4165万円・１人）
２位　プロ野球選手（3743万円・752人）
３位　国務大臣（3041万円・17人）
４位　事務次官（2432万円・12人）
５位　警視総監（2295万円・１人）
６位　国会議員（2228万円・722人）
７位　弁護士（2101万円・２万1185人）
８位　知事（2100万円・47人）
９位　開業医師（2086万円・６万9936人）
10位　パイロット（1713万円・2920人）

　いかがでしたでしょうか？ 今からでも全然遅くはないので、さっそく準備をしてお気に入りの職業を目指してみてください。どうせ終身雇用なんて崩壊してるんだし、もっとみんながいろんな仕事にチャレンジできるような世の中が早く来ますように！


written by トレンドGyaO編集部