野球の国・地域別対抗戦、第2回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で連覇を果たした日本代表が25日夜、米ロサンゼルスからのチャーター機で成田空港に帰国した。原辰徳監督以下、決勝で先発した岩隈久志投手(楽天)や最後を締めたダルビッシュ有投手(日本ハム)、大会を通じ3番打者として活躍した青木宣親外野手(ヤクルト)らが晴れやかな姿を見せた。
帰国したのはイチロー外野手(マリナーズ)や松坂大輔投手(レッドソックス)ら大リーガー5人を除く国内球団所属選手とコーチ、スタッフら。空港到着ロビーでは、集まった約1200人のファンが快挙を達成した「侍ジャパン」の雄姿に大歓声を上げた。
千葉県成田市内のホテルで行われた記者会見には、2次ラウンド終盤で負傷し、代表を離脱して帰国していた村田修一内野手(横浜)も出席。原監督は「世界一になって日本に戻ってくることができた。わたしの考える日本力は気力と粘りの2点。決勝の韓国戦では、まさに日本力を見せ付けて勝てた」と胸を張った。
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