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書くことは考えること
【業務連絡】
ここの運営方針は、私との職務関係を示唆する投稿内容を原則として削除するというものです。私との職務関係が無い他大学の方であれば、大学名や立場が分かる状況での投稿は差し支え有りません。
ここの管理者は、apj@水商売ウォッチングの中の人、です。引用部分を除く著作権及び内容についての法的責任はapj個人にあります。 広い意味での研究・教育活動の一環として運営しています。一応学外なので、以前のblogよりは雑談の割合が高くなる見込みです。
apj_yamagataを名乗る私の偽者が出没していますが、こいつは「ふま」「比ヤング」という有名な荒らしで、私とは全く無関係です。ご注意ください。「ふま」っぽい投稿は削除します。また、他人のハンドル詐称を平気でやるので、他所様のblogや掲示板でapjを騙っている可能性もあります。
○研究室のサイト
○冨永研究室びじたー案内(水商売ウォッチング入り口)
○「事象の地平線」過去ログ倉庫
○裁判専用サイトと専用掲示板
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apj_yamagataを名乗る私の偽者が出没していますが、こいつは「ふま」「比ヤング」という有名な荒らしで、私とは全く無関係です。ご注意ください。「ふま」っぽい投稿は削除します。また、他人のハンドル詐称を平気でやるので、他所様のblogや掲示板でapjを騙っている可能性もあります。
○研究室のサイト
○冨永研究室びじたー案内(水商売ウォッチング入り口)
○「事象の地平線」過去ログ倉庫
○裁判専用サイトと専用掲示板
by apj
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裁判 category previous article »» 親権停止が認められた例) || next article »» no data
2009/03/18
神戸の裁判、判決確定
[裁判]
先ほど、代理人の弘中絵里弁護士からメールが届いた。相手方代理人の藤原弁護士と連絡がついたとこと。
神戸の裁判は判決確定。控訴審は無い。
残るは、東京地裁でやっている、私が原告で吉岡氏が被告の名誉毀損訴訟のみ。
掲示板の方でこなみさんが指摘していた
気軽に大学にクレームをつけて、都合の悪い情報発信を止めさせるといった方法をとる、つまり「圧力をかける」という方法は、法廷までいけば通用しないということだからである。トップにねじこんでも、話が裁判所までいけばそんなのは通用しない、ということがはっきりしただけでも、将来に向けて、情報発信の自由を多少は確保できたのではないかと思う。逆に言うと、組織側が訴訟を嫌がって事なかれ主義に走っても、個人の側にとことん争う気がある場合は無意味ということでもある。
また、大学に対ての訴訟という手段を使っての妨害については、独立当事者参加という方法で個々に防衛可能でだということがわかったことも大きい。
もちろん、誰が見ても名誉毀損ということをやってしまったらダメだから、気を付けなくてはいけないのだけど。
【追記】
kikulogにもコメントしたのだが。
実質的には、今回私がやったことは、大学が教員の情報発信を積極的に保障せよという話とは逆に向かっている。大学が保障なんかしたら、大学が責任を負わなければならなくなる。そうならないために発信者本人が裁判所に出向いた。大学に保障なんかさせたらまずいというのが私の考えで、今もこれは変わっていない。つまり、大学を法的に免責するように動くことによって、情報発信の自由を確保しようということである。この手の情報発信において、大学を当事者にしてはいけない。大学が当事者になると、大学としては事前の管理をしなければならなくなり、実質的に大学からの批判的な内容の情報発信はほとんど不可能となる。
今回の件で大学からの情報発信が気軽にできるようになったと勘違いしないでほしい。大学からの情報発信の内容について責任を問われたときには、なあなあで引っ込める方が圧倒的に「楽」なのだ。当事者参加して争うというのは、敗訴のリスクも伴うし、時間も金もかかる。
じゃあなぜここまでやったのかというと、言論と表現の自由なんてのは、黙っていたって守られるものではないし、じっとしていても与えられるというものではない、それなりの手間をかけて闘って勝ち取るものだというのが、ごく当たり前のことだと考えていたからである。逆に言うなら、表現する側に闘う意思がない限り、大学からの情報発信であっても守れないよ、ということで、むしろ表現する側にとって覚悟を要求するものだと理解してほしい。
弁論に通いながら、イェーリングの「権利のための闘争は、権利者の自分自身に対する義務である」という言葉の意味をずっと考えていた。法を実現するためには闘争(つまり訴訟)が必要ということを実感している。同時に、法的紛争は法の世界を豊かにするのだろうとも思う。
以前にも「法的紛争は近代社会における個人の自立の証」という言葉を引用したが、封建的ムラ社会的ルールしかなかったら、今回のような紛争はできなかっただろう。
最初に「権利のための闘争」という言葉を知ったのは、高校の現代社会の授業だった。意味がわかるまでに(わかったと感じるまでに、か?)長くかかった言葉の一つである。
神戸の裁判は判決確定。控訴審は無い。
残るは、東京地裁でやっている、私が原告で吉岡氏が被告の名誉毀損訴訟のみ。
掲示板の方でこなみさんが指摘していた
判決でもうひとつ重要な意義をもつポイントは,原告の訴えが管理者の大学ではなく,参加人の批判的言論に対して行われているという認識で書かれていて,参加人の言論について論じた上で訴えを退けているということにあると思います。天羽さんも最初からそのことに興味をもっていたのですが,この意味は実質的にもとても大きく,当事者とまっとうに議論しても勝てないから管理責任者に文句を付けて間接的に止めさせようとする,嫌がらせに近い作戦を封じているわけです。敵将をやっつけるために馬を狙う作戦がとれない。多くの場合,管理責任者は当事者雇用者であったりもするわけで,気に入らないネットの言論に対してトップにねじこんでいく作戦はあり得るのですが,それは相手が違うだろ!というわけですからね。ということを、下級審とはいえはっきりさせることができた意味は大きいと考えている。
気軽に大学にクレームをつけて、都合の悪い情報発信を止めさせるといった方法をとる、つまり「圧力をかける」という方法は、法廷までいけば通用しないということだからである。トップにねじこんでも、話が裁判所までいけばそんなのは通用しない、ということがはっきりしただけでも、将来に向けて、情報発信の自由を多少は確保できたのではないかと思う。逆に言うと、組織側が訴訟を嫌がって事なかれ主義に走っても、個人の側にとことん争う気がある場合は無意味ということでもある。
また、大学に対ての訴訟という手段を使っての妨害については、独立当事者参加という方法で個々に防衛可能でだということがわかったことも大きい。
もちろん、誰が見ても名誉毀損ということをやってしまったらダメだから、気を付けなくてはいけないのだけど。
【追記】
kikulogにもコメントしたのだが。
実質的には、今回私がやったことは、大学が教員の情報発信を積極的に保障せよという話とは逆に向かっている。大学が保障なんかしたら、大学が責任を負わなければならなくなる。そうならないために発信者本人が裁判所に出向いた。大学に保障なんかさせたらまずいというのが私の考えで、今もこれは変わっていない。つまり、大学を法的に免責するように動くことによって、情報発信の自由を確保しようということである。この手の情報発信において、大学を当事者にしてはいけない。大学が当事者になると、大学としては事前の管理をしなければならなくなり、実質的に大学からの批判的な内容の情報発信はほとんど不可能となる。
今回の件で大学からの情報発信が気軽にできるようになったと勘違いしないでほしい。大学からの情報発信の内容について責任を問われたときには、なあなあで引っ込める方が圧倒的に「楽」なのだ。当事者参加して争うというのは、敗訴のリスクも伴うし、時間も金もかかる。
じゃあなぜここまでやったのかというと、言論と表現の自由なんてのは、黙っていたって守られるものではないし、じっとしていても与えられるというものではない、それなりの手間をかけて闘って勝ち取るものだというのが、ごく当たり前のことだと考えていたからである。逆に言うなら、表現する側に闘う意思がない限り、大学からの情報発信であっても守れないよ、ということで、むしろ表現する側にとって覚悟を要求するものだと理解してほしい。
弁論に通いながら、イェーリングの「権利のための闘争は、権利者の自分自身に対する義務である」という言葉の意味をずっと考えていた。法を実現するためには闘争(つまり訴訟)が必要ということを実感している。同時に、法的紛争は法の世界を豊かにするのだろうとも思う。
以前にも「法的紛争は近代社会における個人の自立の証」という言葉を引用したが、封建的ムラ社会的ルールしかなかったら、今回のような紛争はできなかっただろう。
最初に「権利のための闘争」という言葉を知ったのは、高校の現代社会の授業だった。意味がわかるまでに(わかったと感じるまでに、か?)長くかかった言葉の一つである。
posted by apj (apj's web)
【修正】
32 cool
posted at 2009/03/18 12:03:07
lastupdate at 2009/03/18 17:59:38
lastupdate at 2009/03/18 17:59:38
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お疲れ様でした。![うれしい顔](/contents/011/847/986.mime1)
東京のほうもうまくいくといいですね。
東京のほうもうまくいくといいですね。
at 2009/03/18 13:44:29
お疲れ様です.私が「やる気なし?」
» link here «
と書いたのは,HPの文書を削除したあたりから,
「控訴する気がないのでは?」と思ったからです.
技術開発者さんに直されちゃいましたが,あまり
はっきり書かなかったから,意味が伝わらなかっ
たようです.
» link here «
と書いたのは,HPの文書を削除したあたりから,
「控訴する気がないのでは?」と思ったからです.
技術開発者さんに直されちゃいましたが,あまり
はっきり書かなかったから,意味が伝わらなかっ
たようです.
at 2009/03/18 14:26:46
おめでとう、より乙、の方が相応しいでしょうか。
判例ができあがったのは、大きな進歩ですね。
今後、同種の嫌がらせやFLAPP(RかLをド忘れしますたorz)があっても、この判例を参照することにより、抑止効果を期待できますし。
#個人的には、とち狂った人が最高裁までいけば、揺るぎ無い判例に昇格できる、と期待してました。
判例ができあがったのは、大きな進歩ですね。
今後、同種の嫌がらせやFLAPP(RかLをド忘れしますたorz)があっても、この判例を参照することにより、抑止効果を期待できますし。
#個人的には、とち狂った人が最高裁までいけば、揺るぎ無い判例に昇格できる、と期待してました。
at 2009/03/18 15:16:28
ながぴいさん、
どうもです。一応、教員側にも対応策があることが出せたわけで、これで後からニセ科学批判に参加する人が、脅しや嫌がらせから少しは楽になればいいな、と。
hrgyさん、
むしろ、どうしちゃったのかと思ってました>原告。吉岡氏は、公取が相手でも最高裁まで争えと檄を飛ばしていたわけですから、1審でだけでやめるというのは明らかに自己矛盾を来していますよ。
comさん、
今回、甲=吉岡氏、乙=お茶の水大、丙=私、丁=冨永教授、なんですが。まあ、最高裁とまではいかないにせよ、控訴審まではやった方が良かったのではないかというのは、私も実はそう考えていました。
#吉岡氏が乙なのは東京の裁判の方だったり。
乙の意味が違う気もするがそこはそれとして。
どうもです。一応、教員側にも対応策があることが出せたわけで、これで後からニセ科学批判に参加する人が、脅しや嫌がらせから少しは楽になればいいな、と。
hrgyさん、
むしろ、どうしちゃったのかと思ってました>原告。吉岡氏は、公取が相手でも最高裁まで争えと檄を飛ばしていたわけですから、1審でだけでやめるというのは明らかに自己矛盾を来していますよ。
comさん、
今回、甲=吉岡氏、乙=お茶の水大、丙=私、丁=冨永教授、なんですが。まあ、最高裁とまではいかないにせよ、控訴審まではやった方が良かったのではないかというのは、私も実はそう考えていました。
#吉岡氏が乙なのは東京の裁判の方だったり。
乙の意味が違う気もするがそこはそれとして。
at 2009/03/18 18:11:00
>吉岡氏は、公取が相手でも最高裁まで争えと檄を飛ばしていたわけですから、1審でだけでやめるというのは明らかに自己矛盾を来していますよ。
いやそれが,「最高裁まで」と言っていながら,排除勧告が
出た後は裁判に訴えるどころか,指摘された箇所だけネッ
トから削除して黙ってしまったのですから,今回もだんまり
かなと思っていました.こういうのを見ると,矛盾していない
んですね.
いやそれが,「最高裁まで」と言っていながら,排除勧告が
出た後は裁判に訴えるどころか,指摘された箇所だけネッ
トから削除して黙ってしまったのですから,今回もだんまり
かなと思っていました.こういうのを見ると,矛盾していない
んですね.
at 2009/03/18 18:50:58
hrgyさん、
>いやそれが,「最高裁まで」と言っていながら,排除勧告が
>出た後は裁判に訴えるどころか,指摘された箇所だけネッ
>トから削除して黙ってしまった
これは事実と違うのでは。
ダイポールへの排除命令の時、吉岡氏は最高裁まで争うべきだと代表取締役に対して主張したと書いてました。しかし、そうしないという結論を出して該当部分を削除することを決めたのは、エッチアールディの代表取締役だったと。吉岡氏は、このことに随分憤慨したと自分で書いてましたし。その後、吉岡氏はエッチアールディから別れて、独自にビジネスを始めたという流れです。
神戸の訴訟では、今度は吉岡氏自身が代表取締役ですので、自由にどこまででも紛争できる立場になったのです。ですから、以前、エッチアールディに対してしていた発言と矛盾しない行動をとるつもりなら、控訴して当然、となります。
>いやそれが,「最高裁まで」と言っていながら,排除勧告が
>出た後は裁判に訴えるどころか,指摘された箇所だけネッ
>トから削除して黙ってしまった
これは事実と違うのでは。
ダイポールへの排除命令の時、吉岡氏は最高裁まで争うべきだと代表取締役に対して主張したと書いてました。しかし、そうしないという結論を出して該当部分を削除することを決めたのは、エッチアールディの代表取締役だったと。吉岡氏は、このことに随分憤慨したと自分で書いてましたし。その後、吉岡氏はエッチアールディから別れて、独自にビジネスを始めたという流れです。
神戸の訴訟では、今度は吉岡氏自身が代表取締役ですので、自由にどこまででも紛争できる立場になったのです。ですから、以前、エッチアールディに対してしていた発言と矛盾しない行動をとるつもりなら、控訴して当然、となります。
at 2009/03/18 19:25:04
>これは事実と違うのでは。
わかりました.ありがとうございます.
昔の経緯については,つぶさに見て
いたわけではありませんから...
わかりました.ありがとうございます.
昔の経緯については,つぶさに見て
いたわけではありませんから...
at 2009/03/18 19:27:18
尖った判例として残ってしまったのは、高裁で平準化したところが出てきた方が良かったかな?とは思いますね。
それにしても、このよう手法で対抗できるという事実が記録されたことは結果とは別に大変な成果であると言えるでしょう。
ただ、考えてみると大学という情報機関だかとというところが非常に大きいわけで、一般企業であればその企業の利害がどう絡むのかという問題が必ず出てきますから、ここまでスッパリとは結論に到達しなかっただろうと思います。
いずれにしろ「面倒だから組織を訴えしまえ」という手法そのものに歯止めを掛けられることがはっきりして、もっと真面目にやれということになったのは非常に大きな進歩であると思います。
それにしても、このよう手法で対抗できるという事実が記録されたことは結果とは別に大変な成果であると言えるでしょう。
ただ、考えてみると大学という情報機関だかとというところが非常に大きいわけで、一般企業であればその企業の利害がどう絡むのかという問題が必ず出てきますから、ここまでスッパリとは結論に到達しなかっただろうと思います。
いずれにしろ「面倒だから組織を訴えしまえ」という手法そのものに歯止めを掛けられることがはっきりして、もっと真面目にやれということになったのは非常に大きな進歩であると思います。
at 2009/03/18 20:53:23
酔うぞさん、
>尖った判例として残ってしまったのは、高裁で平準化したところが出てきた方が良かったかな?とは思いますね。
はい、私も同感です。もうちょっと、「普通の名誉毀損訴訟」っぽい判決になっても良かったかなと思いました。
>このよう手法で対抗できるという事実が記録されたことは結果とは別に大変な成果
この部分は狙い通りです。
最初のクレームがあって、お茶の水大で公開停止になったときから、どういう対抗手段がとれるかをずっと考えてきて、やっと実践(実戦?)で確認できたというところです。この解決策を見つけ出すために法律の勉強をしてきたという面もあります。
それでも、私が自分で思いつけたのは、債務不存在確認&審理併合、というアイデア止まりで、絵里タンの独立当事者参加というアイデアには到達できなかったわけで、訴訟法の読み込みが足りなかったと、力の不足を実感しました。
>大学という情報機関だかとというところが非常に大きいわけで、一般企業であればその企業の利害がどう絡むのか
一般企業では、実体を伴った商売がからみますからね。情報自体が売り物ともいえる大学とは、状況が違うと思います。
大学とは別の方法で、個人の権利の保護を考えないとまずいとは思いますが、労働問題とも関連してきそうですよね。
>「面倒だから組織を訴えしまえ」という手法そのものに歯止めを掛けられる
この部分がキモだと思います。ニセ科学関連に限っても、批判的な立場の人が出てきてくれているわけで、後からやる人がこの手の圧力を喰らわないようにしておくのが、多少なりとも先に始めた者がしておくべきことだと考えていましたので。
>尖った判例として残ってしまったのは、高裁で平準化したところが出てきた方が良かったかな?とは思いますね。
はい、私も同感です。もうちょっと、「普通の名誉毀損訴訟」っぽい判決になっても良かったかなと思いました。
>このよう手法で対抗できるという事実が記録されたことは結果とは別に大変な成果
この部分は狙い通りです。
最初のクレームがあって、お茶の水大で公開停止になったときから、どういう対抗手段がとれるかをずっと考えてきて、やっと実践(実戦?)で確認できたというところです。この解決策を見つけ出すために法律の勉強をしてきたという面もあります。
それでも、私が自分で思いつけたのは、債務不存在確認&審理併合、というアイデア止まりで、絵里タンの独立当事者参加というアイデアには到達できなかったわけで、訴訟法の読み込みが足りなかったと、力の不足を実感しました。
>大学という情報機関だかとというところが非常に大きいわけで、一般企業であればその企業の利害がどう絡むのか
一般企業では、実体を伴った商売がからみますからね。情報自体が売り物ともいえる大学とは、状況が違うと思います。
大学とは別の方法で、個人の権利の保護を考えないとまずいとは思いますが、労働問題とも関連してきそうですよね。
>「面倒だから組織を訴えしまえ」という手法そのものに歯止めを掛けられる
この部分がキモだと思います。ニセ科学関連に限っても、批判的な立場の人が出てきてくれているわけで、後からやる人がこの手の圧力を喰らわないようにしておくのが、多少なりとも先に始めた者がしておくべきことだと考えていましたので。
at 2009/03/18 21:56:19
>一般企業では、実体を伴った商売がからみますからね。情報自体が売り物ともいえる大学とは、状況が違う
情報が売り物という点では、マスコミも同じですね。
「フリーの記者」と「その記事を掲載した週刊誌」が
今回のケースと同じ。動機を持って綿密な取材を
した記者を法廷から締め出して、動機もなければ
事情もよく知らないで記事を雑誌に載せただけの
出版社とだけ法廷で争おうとしても、無駄なことで
ある。ネットや大学に限った話ではないのでしょう。
情報が売り物という点では、マスコミも同じですね。
「フリーの記者」と「その記事を掲載した週刊誌」が
今回のケースと同じ。動機を持って綿密な取材を
した記者を法廷から締め出して、動機もなければ
事情もよく知らないで記事を雑誌に載せただけの
出版社とだけ法廷で争おうとしても、無駄なことで
ある。ネットや大学に限った話ではないのでしょう。
at 2009/03/25 23:43:26
法廷まで話が行かず、出版社が記者の了解も取らずに
勝手に謝罪記事を雑誌に掲載してしまった場合、記者は
どういう対抗手段を取れるのか?といった辺りは今後の
課題になりそうです
元の記事を書いた記者の名前が明らかにされていれば、
勝手に謝罪記事を書いた出版社を名誉毀損で訴える、と
いうことが可能かもしれませんが、元の記事を書いた人が
特定できるような謝罪でないときに、どういう手があるので
しょう
勝手に謝罪記事を雑誌に掲載してしまった場合、記者は
どういう対抗手段を取れるのか?といった辺りは今後の
課題になりそうです
元の記事を書いた記者の名前が明らかにされていれば、
勝手に謝罪記事を書いた出版社を名誉毀損で訴える、と
いうことが可能かもしれませんが、元の記事を書いた人が
特定できるような謝罪でないときに、どういう手があるので
しょう
at 2009/03/25 23:57:10
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