動物愛護団体ARK-ANGELS 代表ブログ「ずばり一言!」

徐々に確実に進歩



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徐々にではあるが、支援者は確実に増えている。
もっと頑張って世の中の不幸な犬たちを救ってください。と、支援者からの激励文がたくさん寄せられています。
某フードメーカーも支援を約束してくれました。
先日、滋賀シェルターに来られた女優の杉本彩さんも今まで通り、支援を表明してくれました。
私たちの地道な活動を見守って頂いた結果であります。

そんな中、相も変わらず反対運動を展開している連中もいる。
顔の見えない匿名性の高いネットの中での話である。
未だに噂や憶測で判断し、誹謗中傷を続けているのである。
私は、今まで我慢しそれらに対して反論をせずに黙していたが、今は毅然とした対応を取っている。
そのせいか、悪質なブログなどはブロバイダ会社により強制削除が実施されている。
これらは目に余る言動が活字になっていた証である。

今の時代、手軽なネット社会での誹謗中傷、侮辱などは悪質な犯罪である。
誹謗中傷、侮辱、差別用語などで自殺を図った人もでている社会。
根拠のない噂や憶測、事実か事実でないかも問題ではない。
人を批判すること自体が問題なのである。
これは子供でも判る論理である。

私たち団体がレスキュー活動を実践したとき、異を唱えた連中がいたが、何も行動を起こさない連中が妬み、批判的な言動を口にしていた。
真実は、不幸な犬たちが救われ、日々、快復に向かい走り回っている現実である。

犬たちは、人間のように言葉を発しない分、身体で表現しようとする。
目がモノを言い、尻尾で喜びを表現し、身体で態度を示すのだ。
本能で純粋に判断し、敵味方を判別してくるのだ。
とても判り易い動物たちだ。素直なのでしょう。

最近、身内の不幸事で四国に行く事があった。
四国には八十八箇所参り、霊山などがあり行者の修練場も多く有る。
或る人の紹介でその行者の修練道場に行く機会が有った。
行者が私を見て「貴方には生霊が憑いている。」と言われ、すぐさま祈祷をして頂いた。

それから数日後、痛かった右腕は随分と良くなった。痺れは残るが以前ほどではなくなった。

行者曰く、人の身体は西洋医学や東洋医学で治るが、それ以外のモノは神道で祓えば治る。
信じるものは救われる、というか、兎に角、言われるままに御祓いをして頂き、少々すっきりしたものであった。

これだけネットや地元で反対運動が起きたら、些かの恨みや妬みが有っても不思議ではなかろう。

もうひとつ、生霊を発している人物は相手以上に神経をすり減らし、やがては自分自身に災いとして戻るそうである。
自分自身だけではなく家族にも災いが転じるのが生霊の世界らしい。
しかし、強い意志と精神力を持ってさえおれば、自然に治り、とり憑く心配はない、という。

人を恨むなかれ、人を妬むなかれ。である。
私も人の子。つい感情的になってしまうが、今後は気を付けようと心に念じたものである。

さて、大宰府レスキューの子たちは、日々、快復に向かい健康を維持している。
先日、管轄の警察署と話をし、犬の所有権の仮還付が終え、繁殖業者に再確認をし、正式に還付がなされて団体の所有となった。
今後は、快復に至った子から不妊去勢手術を施し、里親募集を開始したいと思っております。

既に、すぐにでも迎えたいという方もおられる。
盲目のゴールデンレトリーバーのテサロ君だ。
片目は完全に失明しており、もう片方の目も白内障が進行しており、ベールに包まれた状態であり、全盲に近い。
歩く姿は、地面を這うような姿勢で歩く、というより這いずり回る格好だ。
目が少しでも見える間に移り住み、生活できる場所を覚えさせたいとの里親様の希望もある。
警察の許可も下りたし、これで安住の地に行って第二の犬生を送ることが出来るのだ。

テサロくん、おめでとう!!
頑張れ、テサロ。

そして、新しい名前も決まっているのだ。
「あの子には少しでも太陽の下で光を感じて欲しい、そして、その生きる姿が、太陽の光のように私達にもエネルギーや希望や勇気を与えてくれる、そういう存在になるという意味が込められています。
日曜日は太陽神Solの太陽の日。英語はSun、だから、『サンディ』です。」
と心を込めて里親様が名づけられたのだ。いや、里親様のご友人でもある女優の杉本彩さんが名付け親でした。
「杉本さんらしい愛情に満ちた素敵な名前だと思います。よろしくお願いします。」と、ご報告を受けておりました。
サンディを迎え入れるために、自宅をバリアフリーに改装されたそうです。
嬉しいことですね。

また、今回の大宰府事件の繁殖業者は検察庁の調べも終え、起訴の方向という知らせも聞いた。

二度と同じ事件が再発しないように願い、厳粛な司法の判断を待ちたい。


もうひとつ、報告があります。
地元行政の高島市は、地元住民が反対運動を継続している以上、当団体と協定を締結する意思はないと報告がありました。
前任市長との会話とは180度の方向転換でしたが、現市長も政治家。色々、思案されての事でしょう。
民意を無視しての対話は好ましくないとの判断でしょうが、住民との軋轢を行政が仲裁する目的で協定書の話が浮上していたのですが、前市長との対話も市議会の承認もあった結論を無視されての決断には些か驚き、二年近くも尽力された担当職員さんの努力も気泡と化した結果は残念なことです。
新市長は反対派集会には出席し対話をされ、他方、当団体とは対話もなく面識もありません。
双方の意見を聞き、公平な判断をする立場の首長とは思えない所作ですが、この地域では有り得る所作なのでしょうか。
市職員さんには、本当に長い間、ご苦労様でした。
これで地元行政とは対話がなくなり地元住民との対話の機会がなくなった訳ですが、今までは、立ち入り調査や犬の頭数確認、犬の出入りを逐一、報告をしてきたのですが、それもなくなってしまったのです。
施設内への立ち入りや報告の義務、権利も消滅してしまって、反対している方は、本当にこれでいいのでしょうか?
別段、私は困る事はないのですが、不安要素があるから反対しているのであれば、協定を締結して施設を管理下においてチェックする方が賢明な策と思い、市とはお互いに協力して来たのだが、今後は何も見えないのでは、返って不都合になりませんかねぇ。
私は、ひとつ仕事が減っただけですが・・・。

やむを得ない結果でしたが、私たちは初心を忘れず、動物愛護の活動を粛々と継続していくのみです。
近日中にレスキュー活動が行われる予定ですが、また小さな命たちが施設にやってきて、命の灯が守られるのです。
世の中は変わっていっています。
狭い島国根性ではだめなんです。
動物愛護の精神が徐々にですが、確実に育っていっているのです。

ご支援者の皆様方のご支援ご協力を賜りたいと思います。
皆で助けましょう。小さな命を!!


ご協力をお願い致します。

動物虐待監視委員会入会申込書

レスキュー基金


様々



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わが国の動物愛護に対する「考え方」は、様々である。
また、動物愛護を推進しようとする人たちも様々。
団体、個人を問わず活動をされている方も、様々である。

しかし、目標は、ただ一つです。
モノをいわず、只、ご主人である飼主に忠実で、寄り添い慕ってくる小さな命をもつ愛玩動物たち。
その命を救うこと。

多くの方が、動物愛護に関心を持ち、この地球上で人と動物とが共生できる世の中にしたい、そう願っているはず。

人も様々で、犬を嫌いな人も、好きな人も。
それでも、お互いに生きているのだから、お互いを尊重し生活をしていかなければならない。
たかが犬猫と言わないように。

動物虐待監視委員会をスタートしてから、毎日、多くの相談や情報提供、通報があります。
想像はしていたが、これほどの件数があるとは思わなかった。
専従のスタッフが必要になるほどの件数なのです。
それでも精力的に相談や通報に対して対応をしています。

それだけ動物愛護に関心を持たれてきた証ではないでしょうか。
今までは見て見ぬ振りをしてきた、無関心で通り過ぎていた人が目を向け始めた。そう思っていいでしょう。

全国の行政も頑張っています。
殺処分を減らす為、色々と努力をされています。
今まで子犬、子猫しか譲渡していなかったのが成犬譲渡をするようになってきた。
動物管理センターにボランティアさんを迎え入れるようにもなってきた。
出来るだけ処分を回避しようと努力をしておられる。
官民がお互いに努力をし合っている。いい傾向だ。


そんな中、活動に批判的な人種がいて、私たちの活動にも異論を唱える者もいる。
異論があってもよいのだが、匿名性をいいことに、ネット上でとやかく誹謗中傷、事実無根の噂を流布している輩がいるのだ。
その事により、事実を知らない人も誤った情報を信じてしまう人も出ます。

今まで嫌な思いをしてきて、そのような人種を相手にする価値はないと捨て置いてきたが、
長きに渡り、誹謗中傷記事を掲載或いは投稿してきた人たちに対して毅然とした対処をした。
このたび、法的に処罰していただくように数件の悪質な投稿者、ブログ主、ブロガー等を告訴したのです。
公然と虚偽の情報を流布し誹謗中傷を行い、団体及び個人の名誉を毀損し、信用を毀損、侮辱の数々を公開して来た者たちをです。

(以下、法の解釈)
名誉毀損罪(刑法230条)「公然と事実を摘示し、人の名誉を毀損した者は、その事実の有無にかかわらず、3年以下の懲役若しくは禁錮又は50万円以下の罰金に処する。」

・不特定または多数人の認識しうる状態をいいます。掲示板の場合、不特定多数の人の閲覧が可能ですから、「公然」に当たります。なお、メールの場合であっても、複数の人に送信すれば、「公然」性を満たします。

・公然と事実を摘示して人の名誉を毀損すること (公然…不特定又は多数の者が直接認識できる状態)
・摘示される事実…人の社会的評価を害するに足りる事実
・真実か虚偽か・問わない
・公知か非公知か・問わない…

・故意…人の社会的評価を低下させるに足りる事実を公然と指摘することについての認識
※人の名誉を毀損する目的は特に必要ではない
※摘示事実を真実であると信じていたかどうかを問わない

信用毀損罪及び業務妨害罪(刑法233条)
「虚偽の風説を流布し、又は偽計(ぎけい)を用いて、人の信用を毀損(きそん)し、

又はその業務を妨害した者は、3年以下の懲役又は50万円以下の罰金に処する。」

【虚偽の風説を流布し】
不特定又は多数の人に対して虚偽のうわさを流すこと。
【偽計を用い】
他人を騙すことや、他人の思い違い・不注意につけこむこと。
【人の信用】
人の経済的・財産的な信用

侮辱罪(刑法231条)「事実を摘示しなくても、公然と人を侮辱した者は、拘留又は科料に処する。」

・事実の摘示の有無によって名誉毀損と区別されるとするのが通説である。
・公然については、名誉毀損に同じ。 侮辱とは、他人の人格を蔑視する価値判断を表示することをいう。
・その態様を問わない。抽象的な事実を示すことによって軽蔑する行為は、名誉毀損ではなく侮辱である。
・又は多数の者が認識可能な状態を意味し、公衆の面前で行われる場合だけではなく、ネット上の書き込み等も、公然性を満たします。
・侮辱罪の責任は、刑事訴訟によって問われますから、立証責任は、被害者ではなく検察官にあります。
・公衆の面前で行われた場合には、その場にいた人を証人尋問し(人証)、ネット上の書き込みであれば、その記録が証拠(物証)となります。

刑法では拘留又は科料。民法では損害賠償請求が発生します。

これまで充分に団体及び個人に対し、公然と誹謗中傷を行い名誉を毀損、信用毀損をし、侮辱した書込みの数々、これらは大変、重大な犯罪行為となります。
謝って済む問題ではないのです。
法律により罰せられ社会的制裁を受ける事になります。
罪が確定すれば氏素性が公開されます。
中に公職の方がいれば、職を失うかもしれません。
会社に勤務されている人も辞職を余儀なくされるかもしれません。

事態に驚き、謝罪を申し入れ二度とこのような事は致しません。と真摯に受け入れ反省される人。
中途半端な意思表示で事態を回避しようと画策する者。
尚且つ、ブログを閉鎖するわけでもなく、挑戦的に対応する方。
これも人、様々です。

いいんです。
どのような対応をしようと、罪は罪、罰は罰なのです。
決めるのは私ではなく、法律ですから。

ただ、人間誰でも過ちはあります。
行ってしまった罪で罰せられるのであって、人間を憎む事はありません。
行為を反省し今後は道徳観を成長させて人を誹謗したり中傷したり、しないように心掛けてくだされば、それでいいのです。

今後はこういった犯罪行為を見つけたら、躊躇なく断固とした処置をとっていきます。


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レスキュー基金

レスキューの意味 パート2



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* 大宰府レスキューの報告
早いもので、レスキューから3週間が経過した。
保護した29頭は、穏やかな環境に慣れてきたのか、安心してきたのか、要求吼えが出てきた。
犬舎を清掃していると、アフガンの1頭が窓越しに顔を出してケージのトレーを取ろうとしている。
悪戯をする元気がでてきたのだ。
思わず、吹き出してしまったほどだ。
今まで立つ事がやっとの事だったのが、遊ぶ事をしてきたからだ。
他の子たちも糞の状態は至って良好。
体重も全頭、増えてきています。
活動日誌を見ていただければ、日々の状態が判りますので、ぜひご覧下さい。
毎日、多くの方々からご声援を頂き、たくさんの物資も届いております。
ご支援金のご協力にも感謝いたします。有難うございます。
全国の皆様のご協力と励ましが活動を支えています。
今後とも宜しくお願いいたします。

代表  林 俊彦


レスキューの意味 パート2

今回の大宰府レスキューについて、
現在、保護している犬たちは滋賀シェルターにいますが、仮還付中で法的には証拠品扱いです。
先日、福岡県警との打ち合わせにて、今回の事件については、必ず立件して今後二度とこのような悲惨な事件が再発しないように厳罰に処してくれるようにお願いをしました。
担当警察官は、通報が警察に入り、現地に入ったのだからきちんと捜査をし検察庁に報告します。その後は検察の判断になります。との事だった。
もし、検察が告発しなければ団体が告発しますから、と伝えました。

去年9月、福岡にてブリーダー崩壊現場があり51頭の命を救った事があった。
このブリーダーは劣悪環境で繁殖を続けていたが、その後、廃業を条件に犬を不幸にしたことに反省することを約束し、告発を控えていたが
反省の色もなく団体からの請求(畜犬登録費用、狂犬病予防注射費用、搬送費用等の請求)を無視し、他の者に団体の悪口をしたという情報が入った。
しからば、懲りない面々として、このたび、告発を断行する事とした。

世の中には、こうした懲りない面々がいるし、自らが犯した罪に対しての罪悪感がないのだろう。
酷い不衛生な環境にて犬を繁殖し、施設の改善はおろか病気や感染症に対しても慢性化していておおよそ治療行為も行ってはいない。
ブリーダーというより悪質繁殖屋を世の中から淘汰していかなければ、今尚苦しんでいる不幸な犬たちを救えない。
3年前のひろしまドッグパーク事件では、不幸にも広島検察庁は不起訴処分とした。
時代が進歩した今、大宰府繁殖場崩壊事件では、福岡検察庁は起訴し有罪にすると期待している。
動物に対し、給餌給水を怠り死に至らしめた虐待行為は、決して許されるべきではない。

当然、罰を受けなければならない。


団体には毎日のように、相談の電話が掛かってきます。
犬や猫を保護したが、どうしたらいいか?
飼犬を引越しの為、飼えなくなったが、どうしたらいいか?
虐待飼育されている犬がいるが、どうしたらいいか? などなどである。

通報して来た人は、少なからず動物に愛情を持つ人たちである。
何とかしたい、してあげたいと願う人たちである。
中には自分勝手な理由で飼育放棄をする人もいた。
それらに応えるべく、行政の動物担当官よろしく、時間を掛けて相談にのっている。

その中で、或る件に関心があった。
或る県にて繁殖場崩壊があり、地元有志が集まり、何とか1頭づつでも保護をして助けようとしているグループがいた。
ひろしまドッグパーク事件の時に団体譲渡を引き受けて頂き、ご協力をしてくれた方が、そのメンバーにいた。
本来、地元で繁殖場崩壊があれば地元の方が率先してレスキュー活動を行い保護してあげるのが大道である。
レスキューのノウハウを指導し、助言をする。
そして全頭、保護して欲しい。

現在、遅々としてレスキューが進まない状況と言う。
中々、繁殖場の経営者が犬を手放さないらしい。
仲間の繁殖業者の手に渡れば、またぞろ繁殖に使われる感があるのだ。
せっかく、助け出そうとしても、出来ない大きな壁である。
焦る気持ちを抑えて助言をするに留まってはいるが、今すぐにでも行動を起こしたい気持ちではある。
地元グループには援護射撃はした。
管轄の動物管理センター、保健所には調査を依頼した。
行政も協力的に対応してくれて、調査に乗り出すことを約束してくれた。
場合によっては、畜犬登録、狂犬病予防法にて告発対象にすることにも協力してくれる。


最悪の場合、地元ボランティアグループがこれ以上、レスキューが進まないようであれば、私の出番となるのだが、出来るだけ控えにいて状況を見守る事にしている。
昨日、タイムリミットがきて、ギブアップ宣言があったが、もう少し頑張って、と助言する。
来週に助け出すことが不可能であれば、出動するつもりだ。

北九州方面からも崩壊現場情報が入り、救いを求めている現場がある。
今回、福岡、太宰府市と2件、あったが、地元の対応が批判的だったので、行く事には躊躇している。
出来るだけ、地元の方や愛護団体さんに頑張ってもらいたい。
私がレスキューした事に不満を言われている方々に是非、レスキュー活動を実践して頂きたいものだ。そうすれば如何に大変な活動であるかが判ることだろう。
当団体を支援する人たちのブログに誹謗中傷されている面々にも、レスキューを実践されたい!!

口先だけでは犬の命は救えない。
言うは易し、行い難し。


動物虐待監視委員会



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レスキュー基金

レスキューの意味



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* 大宰府レスキューの報告
レスキューして1週間が経過した。
未だ全頭の毛刈りは済んでいない。
それ程に酷い状態だということだ。
しかし、犬の治癒力は人間のそれと違って素晴らしい回復力と生命力とを備えている。
日に日に元気になり要求吼えもしてくる。
尻尾も振るようになってきた。
食事も大半が完食している。某フードメーカーよりご支援頂いたレトルトがお気に入りだ。
投薬、駆虫も実施している。
完全隔離でお世話をしているが、2班に分けての飼育なのでスタッフたちは少々、疲労気味ではある。
疲れていても日々、快復してくるワンの顔を見ては元気を維持している。
毎日、多くの方々のご支援、ご協力を頂き、また応援メッセージを読みながら、私たちの活動を支えてくれる支援者がいることも
大きな支えとなっております。
感謝の言葉もないくらい、感激しています。
本当に、有難うございます。

代表  林 俊彦


レスキューの意味

保護犬のレスキューの本来の目的は
劣悪環境にて苦しんでいる犬たちを救うことである。と承知している。
虐待飼育により、病気や感染症に苦しみ、その上、給餌給水を怠り、やせ衰えている現実がある。
まともにちゃんとした飼育を行わないから、こういった悲劇が起きるのだ。

保護してくれと通報があれば、出来うる限り、これに応えていこうと思っている。
しかし、レスキューを敢行しようとするには費用がかかるし、犬舎の空きがなければそれもままならない。
助けたくても出来ないのだ。
新しい保護犬が来ればそれなりに人員の確保がいる。

レスキュー費用についてだが、私たち非営利団体は支援者の寄付行為により活動を維持されている。
基金も物資もである。
足りない分についてはバザーを開催したりグッズ販売やカレンダー製作を行い、事業として収益を出し活動費に充当している。
一部は有償ボランティアスタッフもいるが殆どが無償の労働奉仕である。
作業時間も一応、定めてはいるが、夜遅くに犬舎に行き、ストーブの点火に行く事も、様子を見に行くことも普通にある。

崩壊した繁殖業者の元に居る犬たちを救うためにだけ、団体が存在するのではない。
ときたま通報が有り緊急を要するから出動するのであり、繁殖場崩壊現場が起きた地域の有志が組織を組み、保護して上げるのがベストだ。
ただ、救うといっても生半可な気持ちだけでは到底、保護は出来ない。
保護した後の方が実際は、大変な作業だからだ。
運良く保護犬が里親さんの元へ旅立てば良いが、何年も施設に留まる子もいる。
保護すると言うことは、一生涯、その子の面倒を見るということです。
責任を持って終生飼養する事が、大事なのです。

今までのレスキューで、繁殖業者に最低限の費用を請求しました。
誰一人として支払った者はいませんがね。いい加減なものです。
その時は支払います。と言うのですが誠意がないんですね。

国民の義務である畜犬登録、毎年行う狂犬病予防注射。その費用、1頭当り6200円。


当然、しなければならない事ですが、殆どの業者は履行していない。
それを請求するのは当然の事と思っています。

また、保護当時に羅漢している感染症や病気があります。
これらに対して、血液検査や診断結果による治療行為に係る医療費が必要です。
少なくて済む子や膨大な治療費が係る子もいます。
全てを請求したいのは山々ですが、最低限の費用として雄で1万5千円、雌で2万円を請求します。
(金額が同じですが、決して不妊手術費用目的の請求ではありません。)
確かな金額が治療後でないと判明しないから概算で請求額としているのです。
どうも憶測で勝手に解釈して言われる方がおられるようなので、あえて弁明しておきます。

大切な支援金を、自分自身の怠慢で崩壊した繁殖業者の為に使う事は、はっきり言って、間違いです。
間違いですが、結果は、救った犬の為になるからと大事なお金を使っているのです。
決して繁殖業者の為ではありません。
だから業者に相応の負担を求めているのです。

通報して来た方が、私に言いました。
「団体には支援金や寄付金があるでしょう。それは犬の為に寄付されたのだから業者には請求しないでその支援金を使ってください」と。
私は説明しました。
「それは違うでしょ。これらの支援金や寄付金は、苦しんでいる犬たちを救ったりケアをするために活動している行為に、賛同された方からの善意です。それを一業者の怠慢な虐待飼育を行って崩壊した人に使うものではない。結果は犬の為になるから使ってはいるが、一部の負担は当然と考えているから、請求はします」

しかし、今まで請求をしたが、誰一人、支払った者はいません。
犬を虐待飼育した人間が、団体が請求をしたくらいでは支払うはずもない。
それらを請求した意図も判らず、金員を請求した愛護団体はおかしいと、言う人も居る。

その人たちは支援金や物資を送ったわけでもなく、事後にあれこれと否定的な事を言うだけだ。


今回の大宰府レスキューでは、現地に真っ先に駆けつけた通報者やJKC幹部の方々は、当初、懸命に救助活動をされていた。
フードが無いと知り、家に戻りフードを搬入されていた。
清掃も屍骸の片付けもされていた。保健所の職員さんも共同作業をされていた。
私が現地に飛ぶまで地元支援者に応援を要請し、彼女等は先に到着して作業を手伝った。


ボランティアさんたちは、犬が可哀想だから参加したのです。
その行為は尊いものであり批判される筋合いはない。
私たち団体も遠方ではあるが救助に向かった。
事後に批判されるのであれば、地元で解決を図って欲しかった。後で、「言うは易し行い難し!!」だ。

JKC幹部の方が、繁殖業者に犬を手放すように求められたが業者はそれを拒否した。

いつもそうだが、時が過ぎれば同様の事をまたするので、商売道具である犬を中々、手放さないのだ。
それを私は知っているので、間髪入れずに所有権を放棄させるのだ。
その時を逃すと、不幸な環境下にいた犬たちは、またぞろ繁殖に使われる可能性が出てくるし、仲間の業者に引取られた場合も同様に商売道具として繁殖させられる運命になってしまう。
それを防ぎたいから、初期の行動が肝心なのである。

初期行動についてだが、こういったノウハウはレスキュー活動をこなしていないと、判断を見誤ってしまうのだ。
助けられるものも助けられなくなってしまうのだ。

今回、大宰府レスキューでも、私のやり方に批判的な方がいると噂に聞いた。
次回、同様の事件が起きたら、私ではなく地元民で救助されたら良い。
そして治療ケア、飼養管理して不妊手術を施し、里親募集をし、一般家庭へと送り出して頂きたい。
何も滋賀くんだりから走らなくてもいいようにしてもらいたい。

通報しただけでは、犬は救えない。それをレスキューしたとは言えないのだ。
全頭保護をして治療を施し、最後まで面倒を見て第二の犬生を送らせる。これをして、完結なのです。

支援金は大切な活動原資です。しかし寄付金だけを頼っていては救えないのです。
足りなくなったら自分自身のお金を投入する覚悟も必要です。
他力本願では何事も成就できないのです。

余談だが、保護した中にブルドッグがいた。妊娠しているというのだ。
そのお腹の子を欲しいが為に業者が引き取りを希望していたのだ。
私はその話を聞いて、
「チワワもブルもみんな、同じ犬だ。この子だけを引取り、他の子は放って置く。
そんなことはさせるものか。救うなら全頭救え。」と一喝した。
なんでレスキュー現場に集まった連中からこんな話が出るのか。神経を疑う。
私の方針は、レスキュー時に妊娠していたら、堕胎をする。
望まれないで生まれてくる子を出さない為だ。それに衰弱している母犬を救う方が先決だ。
餌も存分に与えていない犬に交配させた業者にこそ、文句を言うべきだろう。


あまりにも批判的な言葉を最近、耳にしたもので、つい言いたくないことまで、言いました。
賛否はあると思いますが、皆様でご判断いただきたい。

これしきで私の考えは、変わる事はありません。
いつでも苦しんでいる犬がいたら、何処へでも飛んでいきます。
ご安心ください。

近々に九州地方で大型繁殖場崩壊が出ます。

口先だけでは1頭も救えませんよ。
批判的な方々と地元有志の奮起をお祈りいたします。

動物虐待監視委員会



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ペット小売反対



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* 「太宰府ブリーダー崩壊レスキュー」の報告
昨日の朝、保護したアフガンの1頭がグタっと横たわっており息づかいが荒い、体温を測ると40,5度あった。
食事も取らない。水も飲まない。すぐに獣医に電話をかけ指示を仰ぐ。
5分後、近くの動物病院へと搬送。
治療をしてもらい注射を打ち、診察を終えた。
結果は痩せており衰弱と肝数値が高いので抗生剤の投与をし、しばらく経過観察をすることとなった。
大事には至らなくホッとした。
ときたま、この子はそうだったが全頭、気を許してはいけない状態には変わりはない。

今後も注意深く、観察を行っていかなければいけない。
餌を残す子もいるし便が軟い子も居る。
他の子たちは、食事も完食し健康を快復してきている。ワンと鳴いて呼ぶ子も出てきた。
レスキュー時に咬むということで口輪をしていたアフガンとバセットは、たった1日で口輪も外して甘え声を出すようになった。
警戒心を解いて懐いてきたのだ。助けてくれた事を理解したのだろう。
シェルターに着て二日目、6頭が全バリとシャンプーが終わった。1頭をケアするのに4時間かかった。
これから毎日が彼等を健康に戻すための戦いです。頑張ります。
支援者の皆様、ご心配をされている全国の皆様、逐一、状態をご報告いたしますのでご安心ください。
引き続きのご支援、ご協力をお願いいたします。

代表  林 俊彦



ペット小売反対

今月、太宰府市に繁殖場崩壊があったが、他府県でも同様の崩壊現場が出た。
当団体の支援者の方からの通報で判ったことだが、繁殖場の主人が急死し年老いた奥さんが一人、残ってしまったらしい。
会社員の息子さんが休みの時は手伝うが、残された40頭の犬の世話はできていない。

地元の愛護グループ数人が立ち上がり、ボランティア活動をしている。
残りは30頭ほどになったそうだが、全頭、やせ衰えていると言う。
状態の酷い子から順に、皆さんが1頭ずつ家に引取り、世話をしているという。
しかし、現地にはまだ多くの犬たちが保護を待っている。

ボランティアグループの中に、ひろしまDPレスキュー時に保護犬を団体譲渡し、お世話になった会員さんがいた。
その方は出来るだけ地元で頑張ると言われている。だめな場合は応援してくださいと。
協力の要請があれば駆けつけるつもりだ。

各地方では、このような繁殖場崩壊が相次いでいる。

何故、ペットの命を繁殖している業界にこのような悲惨な事件がおこるのか。

ペットの命を繁殖するということは、大変、困難な作業であるにも拘らず、利益追求の余り、経費を節減するからだ。
人手の削減、係る経費の削減。当然、飼養管理が疎かになる。
無理が生じるのだ。

そのしわ寄せは犬たちにかかってくる。
施設は不衛生になり、病気や感染症が発生、犬たちは痩せ衰えてくる。
そして、やがて、崩壊。

法律で決められている畜犬登録や狂犬病予防注射も、できない。
感染症から犬の身体を守るワクチンすら打てないのだ。

犬の血統をきちんと保存して正しい繁殖をしているブリーダーはいう。
まともに全ての親犬を飼養管理し、子犬の繁殖をすれば相当の経費が掛かり、1頭を出すのに最低10〜20万円は掛かる。
ペットショップに並んでいる子犬の売値が原価であり、私たちブリーダーが直販するのであれば、犬種にもよるが50万〜100万円にはなる。
「安く出さないとペット小売業者は買ってくれないし競り市では競争にもならない。育てている環境が違うし質も良い。と訴えても、同じ犬種なら安い方が売れるし儲かる。」と言って、私等、純血を守っている業者の言うことには耳を傾けてくれない。と嘆いている。

動物先進国では、子犬を売るペットショップは存在しないし、あっても廃止の方向にある。
命をガラスのショーケースに並べる事を禁じているのだ。
ブリーダー施設を見学し、直接、ブリーダーと面談して飼主チェックが行われ、適正に犬を飼えるかどうかを見極めてから販売する。
売る側も適正飼育が出来る買い主にしか、売らないのだ。
理想的なペットの取引形態だと思う。

そうすれば捨てる人もいなくなるし、繁殖業者の虐待飼育もなくなるだろう。

先般、ペット小売業協会の或る理事に手紙を書き、今の現実を打破するために相談を持ちかけたが
「業界としては独自の考え方で動物愛護を考えマイクロチップの普及を推進すべく導入している。この課題が具体化できるまで専念することが社会から要請されている業界の責任であり近道であると思量いたします。」という返答があった。
私は「違うだろ。個体識別の方法論ではなく繁殖場のレベルが低く、劣悪環境の業者が多くいて悲惨な犬たちが苦しんでいるんだ。この現実を改革、或いは自浄努力が急務だ。」と申し上げたのだが、
業界リーダーは慇懃無礼な言い回しで、的外れな回答をしてきた。

わかっていない。
いや、判ろうとしないのだ。
前述のまともなブリーダーのように変革していけば、仕入れが高くなり売値を上げなければいけないし、第一に消費者が買わなくなってくるからだ。
買わないと言うより、高価になって買えなくなるからだ。

私は、その方が良いと思っている。

日本の繁殖業界、ペット小売業界などを組織する業界全体が自粛、自浄努力が、今まさに社会が望んでいる事案である。

安易にペットを買うのではなく、これらの現実を直視し、小さな命と共に共生するのであれば、保護されている行政の保健所や動物愛護団体にて保護しているワンたちに目を向けていただきたい。
そうすれば、生後40日で母犬から離されてガラスケースに陳列されるのを防げ、衝動買いした子犬を意図も簡単に捨てることなく、また悪質な繁殖業者がこれ以上増えることなく、苦しんでいるペットが救われるのです。

それ以外に犬を求めるのであれば
安心してまともなブリーダーの施設を見学し、ブリーダーの面談を受けてから買い求めてください。

これを機に、ペットショップを無くし、劣悪業者の摘発、そして根絶を推進しましょう。

どのような些細な情報でも結構です。
お近くに劣悪飼育繁殖場があればお知らせください。
すぐに出動します。

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