秋篠宮妃紀子さまが悠仁さまを出産されたことで知られる東京・港区の愛育病院が、総合周産期母子医療センターの指定を返上する意向を東京都に伝えたことがわかった。 東京都などによると、24日に愛育病院から総合周産期母子医療センターの指定を返上したいとの申し入れがあったという。愛育病院は、労働基準監督署から医師の勤務状況について是正勧告を受け、十分な当直体制を維持できなくなったことなどを理由に返上を申し入れ、院長が25日午後、東京都の担当者に状況を説明した。
愛育病院は、厚労省に対し、「指定を返上しても、周産期医療には引き続き協力したい」などと話しているという。
東京都は25日からスーパー総合周産期母子医療センターの運用を開始し、周産期医療の強化に乗り出したばかりで、愛育病院についても指定を維持できるよう対策を講じる方針。
愛育病院は1938年に設立され、2006年には紀子さまが悠仁さまを出産された周産期医療の専門病院。