2009年3月25日 12時50分更新
高原の湿地帯などに自生する「ミズバショウ」が新見市の山あいで見ごろを迎えています。
ミズバショウがみられるのは、新見市哲多町田淵の嶋村蔦枝さんの裏山と裏山に隣り合っている「おもつぼ湿原」です。
「ミズバショウ」はサトイモ科の多年草で、花びらのように見える白い部分は葉が変化した「ほう」と呼ばれる部分です。
ミズバショウは福島県や群馬県などに広がる「尾瀬」など、日本の北部で自生しているものが知られていますが、新見市の「ミズバショウ」は、嶋村さんの家族が10数年前に種を蒔いて自然に育てたものだということです。
今年は湿地の水が少ないため、白い「ミズバショウ」が枯れ葉の中から顔をのぞかせるように出ている様子が印象的です。
新見市のミズバショウは来月初め頃まで楽しめるということです。