2009年3月25日 12時50分更新
岡山県総社市では地元の三菱自動車の下請け企業を支援するため、三菱の新車を購入した市民らへの10万円の助成金の申し込みを受け付けていましたが、当初の予定より大幅に早く24日で申し込みが200台に達し、受け付けを終了しました。
三菱自動車の下請け企業が集まる総社市では、業績不振に苦しむ地元の企業を支援しようと、市民や市内に本社がある企業が三菱の新車を購入した場合、先着200台に限り1台あたり10万円の助成金を支給することを決め、今月はじめから申し込みを受け付けていました。
市では当初、受付終了までに半年ほどかかると見ていましたが、開始から23日目の24日、200台目の申し込みが行われ受け付けは締め切られました。
総社市によりますと、200台のうち個人契約の車は185台、法人契約の車は15台で、軽自動車がおよそ8割を占めているということです。
総社市の片岡市長は「国だけに頼ることなく市独自の景気対策をさらに実行していきたい」とコメントしています。