2009年03月25日 14:28

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外科医

不況になっても必ずどこかで、売り上げの上がるビジネスがあります。

景気に左右されにくい商売や、不況だからこそ伸びるタイプのビジネスもありますが、アメリカでは意外なところで客が50%も増えたそうです。

それは、男性の避妊手術…「パイプカット」です。


オハイオ州のスティーブン・ジョーンズ医師が言うには、去年の11月頃に景気が悪化してから、精管切除と呼ばれるパイプカットを求める男性が急激に増え、スタッフと共に驚いているそうです。

パイプカットとは、男性に施される一番値段の安い永遠の避妊方法ですが、まるで株価の低迷に合わせたかのように、増えてきているのです。

ある患者の証言によると、「将来の不安や失職の可能性などを考えると、健康保険などにも加入できず、その状況で子供ができることは避けたい」といった動機だそうです。

同じようにニューヨークの医師も48%増加していると伝えており、こんな増加は今までに経験したことがないと驚いています。

不況と避妊の関係なのか、男性の心理的なものなのか分かりませんが、不況にあわせてパイプカットが増えるというのは興味深い現象ですね。

In troubled times, vasectomies snip and prosper - CNN.comより

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