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社会
道立病院で手術後死亡 3590万円賠償命令 札幌地裁、逸失利益一部認める(03/25 09:38)道立病院で手術を受けた帯広市の小学二年の男児=当時(8つ)=が脳内出血を起こし死亡したのは、病院の過失が原因として、遺族が道に約六千七百五十万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が二十四日、札幌地裁であった。古久保正人裁判長は、道に約三千五百九十万円の支払いを命じた。 判決によると、知的発達障害などがあるソトス症候群と診断された男児は二〇〇二年九月、道立小児総合保健センター(現道立子ども総合医療・療育センター)で手術を受けた際に、医師の過失による脳内出血で死亡した。 古久保裁判長は、男児が生存していれば、生涯で得られたと想定される逸失利益について、「特段の障害がない人と比較した場合、一定の限界がある」と判断。逸失利益の算出根拠となる基礎収入は、中卒男性勤労者の年収の四割(約百八十六万円)が相当とした。 これに関連して、高橋はるみ知事は「判決内容を検討して対処したい」とのコメントを発表した。
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