福岡放送局

2009年3月25日 6時24分更新

次世代エネルギーパーク


長崎県佐世保市のハウステンボスに作られた国内最大級の太陽光発電の施設、「次世代エネルギーパーク」の運用が始まりました。

「次世代エネルギーパーク」は国が進めている自然エネルギーをPRす施設で、ハウステンボスを含めて全国に13か所あります。
ハウステンボスでは太陽光発電の電力を24日から園内で使うことになり、これに合わせて式典が開かれました。
この中で、東園基宏社長が「修学旅行生や外国の人にも自然エネルギーを見て、触って、体験してもらえるようPRしていきたい」とあいさつしました。
そしてテープカットをして施設の完成を祝いました。
園内には入口や建物の屋根など10か所にあわせて7000枚の太陽光パネルが設置され、太陽光発電の設備としては国内最大級です。1時間に900キロワットの発電能力があって、園内で1日に使う電力のおよそ3%を賄うことが出来るということです。
このほか、70枚のソーラーパネルで動く51人乗りの船の試乗会も行われ、乗った女性は「エンジンの音もなく静かで、乗り心地がいいです」と話していました。