レポート
通天閣劇場TENGEKI、本日オープン!
2008.07.05
本日2008年7月5日(土)、松竹芸能の新劇場<通天閣劇場>略して<TENGEKI>が待望のこけら落としの日を迎えました! というわけで、どこの新聞社さんよりも放送局さんよりも早い公演レポートをざっくりとお届けします!
本日の天気は快晴、最高気温は予報で33℃! 新世界の空も写真のとおり、新しい劇場の誕生をお祝いしてくれるかのように晴れわたり、うだるような暑さでした。が、TENGEKIは二回の公演どちらも超満員!
お越しくださったみなさま、ありがとうございました!
●たくさんのお花をいただきました!
松竹芸能がものすごくお世話になっております各放送局からほんっとうにたくさんのお祝いのお花をお届けいただきました! ありがとうございます。写真はほんの一部です。
●テープカットのセレモニーを行いました!
劇場のこけら落としといえばテープカット!ということで、シンデレラエキスプレス司会進行のもと、出演者代表5組でテープカットのセレモニーを行いました。
右からダブルダッチ、アメリカザリガニ、桂福團治、横山たかし・ひろし、そして本日ゲスト出演してくださった、M-1グランプリ2007覇者のサンドウィッチマンさんです! たくさんのお客さまに見守っていただき、なぜか爆笑のテープカット。
●マスコミのみなさんが取材にきてくださいました!
各新聞社さん、放送局さんなどマスコミのみなさんがたくさん見にきてくださいましたので、先月29日(日)に行ったTENGEKI PR隊と同じく出演者全員でかんたんな会見を行いました。会見中に人は横切るわ、記者のかたにご質問をつのれば取り囲むお客さまから質問が飛ぶわ、てんやわんやの大騒ぎ。サンドウィッチマンさんが舞台で「あんな会見はじめてですよ!」とネタにするほど、新世界ならではの空気でこれもまた爆笑の会見となりました。
●通天閣劇場TENGEKIの公演を行うSTUDIO210をご紹介します!
さて、新世界のど真ん中・通天閣の真下にある劇場「STUDIO210(すたじおにーいちまる)」で行われる通天閣劇場TENGEKIの公演ですが(「STUDIO210」が劇場そのものの名前、「通天閣劇場TENGEKI」が公演名となります)、STUDIO210はもともと土日に<通天閣歌謡劇場>という、演歌のステージを行っている劇場でした(通天閣歌謡劇場の公演情報はこちら)。歴史ある劇場ですが、数年前にリニューアルしたので、とてもきれいで居心地の良い劇場です。写真は満席の劇場を客席よりも後ろから撮影したもの。席数は196席あり、5月末日に閉館した道頓堀の松竹芸能直営劇場<B1角座>は120席でしたので、B1角座によくきてくださっていたお客さまにとっては、すこし広く感じられると思います。
STUDIO210
大阪市浪速区恵美須東1-18-6 通天閣地下1階
<アクセス>
・ JR環状線「新今宮」駅から 徒歩10分
・ 地下鉄堺筋線「恵美須町」駅から 徒歩3分
・ 地下鉄御堂筋線「動物園前」駅から 徒歩10分
・ 阪堺電軌阪堺線「恵美須町」駅から 徒歩3分
・ 市バス「地下鉄恵美須町」から 徒歩3分
●本日こけら落とし公演の出演者をご紹介します!
[1]記念すべきトップバッターはフジテレビの「爆笑レッドカーペット」などでもおなじみの女性漫才コンビ・鳳仙花。[2]2組目は独特の世界観で大人気のコントコンビ・チョップリン。[3]3組目は「行ッタリ!来タリ!ラジバンダリ!」でおなじみのダブルダッチ。今日は漫才でしたが、「ラジバンダリ」を披露すると客席から大歓声があがりました。[4]4組目はゲスト出演してくださった、フラットファイヴ所属のM-1グランプリ2007チャンピオン・サンドウィッチマン。「めちゃめちゃアウェーですけど」と言いながらも大爆笑のステージでした!
[5]5組目は東京から出演のアメリカザリガニ。柳原の「アメリカザリガニ、知らない人!」の呼びかけに正直に答えたお子さんのお客さまに対し、「おっちゃん、ちょっとほんまに傷ついたわ」と本気でへこむ一幕も。[6]6組目は芸歴20年・シンデレラエキスプレス。おなじみNHK「バラエティー生活笑百科」の笑福亭仁鶴さんのものまねに場内からは感嘆の声。写真はちょうど「うれしかるかる~」をまねているところです。[7]7組目はベテラン漫才コンビ・海原はるか・かなた。かなたが歌声を披露すると、意外な(?)美声に拍手が起こりました。[8]8組目、漫才のトリは横山たかし・ひろし。赤いハンカチを取り出すと、お客さまから待ってましたとばかりに大きな拍手をいただきました。
中入りではブログ「小森園洋志が行く北京への道」でおなじみ小森園洋志(舞台左手に小さく写っているのがそうです)が中説。お客さまといっしょに伸びをしたあと、ネタを披露しようとするも、思いのほか舞台替えが早く終了したため「もう終わり?」と名残惜しそうに舞台を去りました。
つづいて<松竹特選落語>のコーナー。TENGEKIでは漫才のみならず、今日本中で大注目を集める上方落語をみなさんに楽しんでいただきたい!ということで、毎公演、<松竹特選落語>と題して、落語をたっぷり4席もお楽しみいただける、ぜいたくな番組を組んでおります。[9]落語トップバッターは笑福亭瓶成。「へいせい」の名前にまつわる珍エピソードをまくらに披露したあと、「いらち車」を熱演。[10]2人目は笑福亭右喬。客席のかなり前のほうにお子さんのお客さまが座っておられたため、「今日はあなたたちのためにやります!」と宣言し、「犬の目と時うどん、どっちがいい?」とお選びいただいて「時うどん」をかけました。[11]3人目は笑福亭三喬。時代はエコということで、<始末>(節約)を題材にした「始末の極意」の鰻屋のくだりを披露。[12]トリは桂福團治。弱々しく扇子を支えに「長いこと座ってるからもう立たれへん」と言いつつ、以前新世界ジャンジャン横丁にあった新花月に出演していたときの名だたる共演者の名前をあげ、「みんな出世した...。わしだけまたここ...」とつぶやく様子にお客さまは大受け。
また、本日2回目の公演には大人気小学生漫才コンビまえだまえだが出演。手をつないで出てくると、「かわいい!」との声がたくさん上がり、兄弟ならではの<チャンネル争い>ネタを披露して大きな拍手をいただきました。
●通天閣劇場TENGEKI公演詳細
本日お越しくださったみなさま、ありがとうございました!
まだお越しでないみなさまへご案内です。
通天閣劇場TENGEKIは毎週土日、お昼12時からと14時からの1日2回公演。
通天閣の真下の劇場、STUDIO210にて。料金は前売り・当日とも一律¥2,000(全席自由)。
明日7月6日(日)以降の出演者等、興行の詳細はこちらをご覧ください!
みなさまのお越しを心よりお待ち申し上げております!