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検察事務官が万引 那覇地検会見し謝罪2008年5月31日

 那覇地検の佐藤隆文次席検事は30日午後、同地検で記者会見を開き、同地検沖縄支部の検察事務官の男性(38)が浦添市のショッピングセンターで260円の景品付き菓子2個を万引する窃盗事件を起こしたと発表した。事務官は同日付で停職1カ月の懲戒処分となり、辞職した。同地検は元事務官が辞職し、被害弁償したことなどを考慮し起訴猶予処分とした。元事務官は「所持金が足りなく、どうしても欲しい気持ちでやった。景品収集したかった」と動機を説明したという。
 発表や関係者の話によると、元事務官は20日午後6時45分ごろ、帰宅途中に浦添市城間のショッピングセンターに立ち寄り、ゼンマイ付き飛行機型おもちゃ付きのラムネ菓子商品2個をかばんに入れ万引した。その上で別に同商品2個を購入した。陳列棚では箱を開けて中身を確認し放置した菓子もあったという。店の警備員が万引を発見し、店外に出たところで捕まえた。同店は110番通報し駆け付けた浦添署員に引き渡した。同署が任意の捜査を進め、26日に窃盗容疑で書類送検した。
 地検は21日、元事務官が上司に申告し事件を覚知した。佐藤次席検事は「誠に遺憾であり、国民、県民の皆さまにおわびしたい」と謝罪した。
 商品はゼンマイ付きの飛行機型おもちゃで全6種類。同店の責任者は「職業を聞いてびっくりした」とあきれ気味に話した。


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