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福岡市のこども病院・移転問題に絡んだ、市政の不透明な部分が明らかになるかもしれません。
工事費の根拠を記した公文書を廃棄したとして、市民団体が市長らを今月、刑事告発しましたが、福岡地検が、きょう、告発を受理しました。
こども病院の建て替えについては、福岡市が委託したコンサルタント会社が、工事費を85億円あまりと試算していたのに、市は独自に1.5倍に引き上げて「128億円かかる」と公表し、人工島移転の根拠にしていました。
引き上げた理由について福岡市は、「ゼネコン3社に聴き取りしたところ、『試算の1.5倍くらいかかる』と回答があった」と説明する一方で、「聴き取りメモは捨てた」として、詳細は明らかにしていません。
このため市民団体が「メモを捨てたのは公文書毀棄罪に当たる」として、今月2日、吉田市長ら4人を福岡地検に刑事告発していました。
きょう付けで告発状を受理した福岡地検は、今後、市長らを起訴するか、不起訴とするか捜査を進めます。
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