iknow(smart.fm)とか、ネットを上手に利用してほぼ無料で英語をマスターする方法
ネットでソーシャルサイトが広まったり、動画が快適に観れるようになってまだ数年くらいですけど、これは英語学習者にとってはかなりアドバンテージだと思います。
ぼくがアメリカに留学したのは10年ちょっと前ですけど、そのころはまだ電話回線だったし、動画サイトなんかも当然なかったので今の状況は本当にうらやましいです。
iknowとか、youtubeとか、オンライン辞書とか、ソーシャルサイトとか、オンラインラジオとか使うと日本に居ても簡単に『英語漬け』の状態がつくれるし、かなり効果的に英語学習ができると思います。
ぼくの英語学習の経験とかも踏まえて、上にあげたようなサイトを使いながら効果的に英語を学習するコツをまとめてみます。
1. iknowで語彙力とリスニング力を鍛える。このサイトにあわせて学習プランを立てる。
利用している方も多いと思いますけど、無料で英語が学習できるポータルサイトです。最近『iknow』から『smart.fm』に名称変更しました。 このサイトは単語の学習とか、書き取り(ディクテーション)のソフトが充実しているので、語彙やリスニングの練習に効果的です。自分の英語力に合わせて、豊富なコースから選べますので、初心者から上級者まで、このサイトのコースにあわせて自分の学習プランを作っていくと良いと思います。
またソーシャルサイトとして参加者同士のコミュニケーションもとれるので、ペースメーカとしても役立ちます。
2.オンラインのスラング・ディクショナリーでスラングをマスターする。
『スラング』は日常で使われる言葉で、若者同士の会話では頻出します。映画やテレビでも良く耳にします。かなり汚い言葉ももちろんありますが、自分で口にしなくとも意味は知っておくべき言葉は多く存在します。特に、留学など海外生活を目指している方は必須でしょう。
以下にオンラインのスラング・ディクショナリーを2つ紹介します。本気の人は、プリントアウトして片っ端から憶えると良いでしょう。
- The Source: Slang Dictionary: 各単語・フレーズの意味が簡潔にまとまっていて見やすいサイトです。
- Urban Dictionary: ここは各単語やフレーズに参加者が好き勝手に意味の定義を書いていますので、定義もばらばらだったりします。でもスラングってそういう側面もあるので、読んでると参考になります。ハマリ過ぎないように、要注意。
3. 基本単語の『本当の意味』を宮崎尊に学ぶ。
このブログ記事のタイトルを「無料で」ではなく、「ほぼ無料で」にしたのはどうしてもこの本を紹介したかったからです。ぼく自身、留学を目指して勉強しているころにはかなりお世話になりました。 『スイスイ頭に入る英単語の集中講義』は基本的な3,000の単語を紹介するという単語集なのですが、基本的な単語の『本当の意味』を教えてくれる本です。 例えば「get」とか、「have」とか、基本的な単語であればあるほど、辞書にはたくさんの意味が載っています。この意味を一つ一つ憶えても英語はなかなか上達しません。英語の会話中に今はどんな意味で使われたんだろう?と20や30の意味の中から探していたら、会話にならないからです。 著者の宮崎尊先生によると、英語を母国語として話す人はこういう単語の意味を『一つのイメージ』として持っているといいます。英和辞典なんかに載ってる20、30の意味も突き詰めればこの『一つのイメージ』から派生したものだと。つまり、それぞれの単語の持つイメージを理解すれば、意味もすんなり入ってくる。 そんな単語の一つ一つの『イメージ』、つまり『本当の意味』を解説してくれるのがこの本です。 英語を理解するのに絶対に必要な、基本となる3,000の単語をしっかりとマスターしておくと、後の英語学習が飛躍的に楽になります。 この人は本当に教えるのが上手くて、構文とか英作文の勉強とかするんでもこの人の本はすごくわかりやすいです。
4. Youtubeで『本場の英語』に慣れる。
ぼくが英語を勉強していたころ(今でもしてますが、これは10年前とかの話です)、英語のリスニングといえばアルクの「イングリッシュマラソン」だったり、アカデミー出版の「イングリッシュアドベンチャー」だったりしたわけです。もちろんこれらの教材は、しっかりした解説もついてるし、イングリッシュマラソンなんかはインタビューとかもあってかなりナチュラルな英語を聞ける貴重な教材でした。
でも今はYoutubeが英語学習の、とくにリスニングの強い見方です。何よりコンテンツが豊富です。ニュースからコメディまでなんでもあります。
しかも、プロの動画よりも、素人の動画が多い。これは実は英語学習には大事です。実際に海外に言ったら会話をする相手は普通の人です。滑舌がわるいし、咬み咬みだし、訛りもあります。それが『本場の英語』です。Youtubeの良いところはそういう普通の人の英語が聞けるところ。アイルランドに行く予定の人はアイルランドの動画を見ればいいし、オーストラリアに行く人は、オーストラリアの動画を見て、それぞれのアクセントになれることができます。
ちなみに下の動画は、人気の高いCommunityChannelのNatalieさん(アジア系オーストラリア人)の動画。完全なるオーストラリア訛りです。
Youtubeの動画は、インターネットエクスプローラーとリアルプレーヤーが入っているパソコンなら、簡単に動画をダウンロードできるし、Craving Explorerという無料ブラウザを使えば、MP3に変換して音声だけダウンロードすることもできます。こうすれば、iPodとかで通学・通勤中のリスニング練習も可能です。
5. 聞き流し系の『ながら』学習はオンラインラジオで。
Youtubeも聞き流しができますが、インターネットラジオも活用できます。
オススメは、Live365(確か日本からもアクセス出来るはずです)。とにかくチャンネル数が豊富です。音楽は勿論ですが、リスニング目的ならトークやニュース、コメディ系のチャンネルがオススメです。
6. UDA式で発音を強化する。
先に上げた、宮崎尊の英単語の本と同時に、どうしても紹介したい本がもう一冊。それが右の発音の本。PCソフト版なんかもありますが、ぼくが使ったのは「UDA式30音練習帳」というCD付の本。 「L」や「R」はもちろん、子音と母音にわけて、英語の音を一つ一つ本で解説して、その後CDを聞きながら練習します。 英語を書けても、会話するときはちゃんと発音出来なかったら理解してもらえない。発音の練習はものすごく大切だと、海外に出て実感します。
7. 英文を声を出して読む。
英文を声をだして読むのは、単語や文法も頭に入るし、なにより発音の練習になる。これはぼくは今だにやっています。
UDA式で英語の音のつくりかたを勉強したら、出来るだけその通りに文章を読むように心がける。また、英語はイントネーションとかが大事だから、なるべく「英語っぽく」感情を入れて、読む。
教材は、Amazonとかで英語の本を買ってもいいし、ネット上のブログでもニュースサイトでもいいし、Google.comのBook検索を使えば無料でいろんな本が読める。
あと、ぼくが良くやったのは、DVDの映画をClosed Captionをつけて俳優さんの真似をして読むこと。かなり英語ニュアンスがつかめていい練習になります。
8. ソーシャルコミュニティに参加してみる。
FacebookのようなSNSには色んな国の人が参加していて、コミュニティに参加すれば英語を書くいい機会になります。Facebook内にも日本文化関連のコミュニティはありますが、他にもJapanForumのようなコミュティがあって、こういう場所には日本に興味のある人が集まってるから、多少英語が下手でも、日本人の参加は歓迎されます。Mixiにも結構日本に興味のある外国人の方が参加していますね。
また、Twitterなんかは気軽にFollowしあったり出来るし、会話をしなくても、英語のつぶやきが流れてくるのを眺めてるだけでもちょっと勉強になったりします。流れてるつぶやきを眺めているだけならほとんどストレスフリーですし。
Twitterから遠ざかっていた人は、手始めに、この記事をTwitterでみんなに教えてみましょう!
他にも、効果的な英語学習方法とか、良いサイトとかあったら、コメント欄に書き込みお願いします。;)
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