20日、イラクの首都バグダッド北東部のサドルシティーで、米国旗を燃やすイスラム教シーア派反米指導者サドル師の支持者ら(AP=共同) イラクで米軍撤退求め数千人デモ 反米のサドル師支持者ら【バグダッド21日共同】イラク戦争開戦から丸6年となった20日、イスラム教シーア派反米指導者サドル師の支持者らが首都バグダッドなどで、駐留米軍の即時撤退を求めるデモを行った。同日はイスラム教の金曜礼拝が行われ、イラクのメディアによると、礼拝後の数千人が参加した。 デモはサドル師派の拠点、バグダッド北東部のシーア派地区サドルシティーや、南部バスラ、中部クートなどで起きた。サドルシティーでは、参加者が「米軍の占領を許さない」などとこぶしを上げて叫びながら行進、米国旗に火を付けた。 サドルシティーではサドル師側近が、旧フセイン政権崩壊から丸6年となる4月9日の大規模デモ実施を呼びかけた。サドル師は最近、支持者に武器を置くよう要求するなど、武装闘争路線からの転換を図っている。 イラク政府は20日、記念行事などは行わなかった。 【共同通信】
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