朝鮮語教科書朝鮮時代の教育機関は地方ごとにある郷校と呼ばれる儒教を 教える所でした。儒教の本は孔子、孟子の教えが基礎ですから すべて漢文で書かれています。
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朝鮮時代の公文書はすべて漢文で書いてあります。
支配階級である両班になる科挙試験も当然すべて漢文です。教養人である両班は常識としてハングルは当然 知っていました。
朝鮮時代はハングルは女が使う言葉として低く見られていたのです。
そのためハングルは使用される機会がとても少なかったのです。朝鮮統監府ができてから独立と近代化のためには教育が優先され
ハングル教科書を作りハングルが必修になったのです。朝鮮では一般国民が文字を学ぶことは禁止されていました。
支配階級は国民が学ぶことで身分制度が崩壊することを恐れ
朝鮮統監府の教育方針に強く反発したのです。朝鮮総督府になってからも代々教育には熱心でハングル教育に力を入れていました。
ハングル教育が必修ではなくなったのは昭和13年で、中止になったのは戦争が始まった昭和16年 です。
戦時体制になった日本は統一教育が方針になったためです。教科書の表紙、目次、本文 第1課入学、末尾をご覧下さい。
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