岡山放送局

2009年3月24日 12時58分更新

警察学校で卒業式

警察学校の卒業式が24日行われ、25人の新しい警察官が県内の警察署へと巣立っていきました。

24日卒業したのは、去年10月に入学した25人で、6ヶ月間にわたって警察の業務に必要な法律の勉強のほか、武道や逮捕術などの訓練を行ってきました。

岡山市玉柏の警察学校で行われた卒業式では、卒業生がひとりひとり名前を呼ばれると、会場に響き渡る大きな声で返事をしてその場で起立し、代表が前に進み出て卒業証書を受け取りました。

このあと、県警察本部の江原伸一本部長が「警察には、安全と安心を守ってほしいという期待が寄せられています。常に県民の目線で、期待と信頼にこたえる警察官になってほしい」と激励しました。

これに対し、卒業生代表の黒崎憲幸さん(30)が、「これから警察官として数々の苦難に直面すると思いますが、警察学校で培った気力・体力・知力をもって県民の信頼にこたえたい」と答えました。

25人の卒業生は、24日付けで岡山県内の8つの警察署に配属され、さっそく警察官として業務を始めるということです。