政府筋の「ミサイル迎撃は絶対に当たらない」発言 閣僚からも発言相次ぐ
政府筋が23日、北朝鮮が弾道ミサイルを発射した場合の日本のミサイル防衛システムによる迎撃について、「絶対に当たらないと思う」と発言したことに関し、24日の閣議のあとの記者会見でも、閣僚から発言が相次いだ。
今回の発言は、政府筋が23日、記者団に対し、北朝鮮が弾道ミサイルを発射し、日本がミサイル防衛システムを作動させて迎撃した場合に関して、「絶対に当たらないと思う」としたうえで、「口を開けて見ているしかない」と述べたもの。
河村官房長官は「現時点で、あらゆる事態を想定いたしまして、状況に的確に対応すると。そういう懸念は持っておりません」と述べた。
閣議後、石破農水相は「わたしが(防衛相を)担当していた時に国会答弁で申し上げているが、相当の確率で落とせるということまでは言っています。その後も着実に技術は進ちょくしています」と述べた。
一方、中曽根外相は「難しいのは事実でしょうね、やっぱりね。まだやったことがありませんしね」と述べた。
(03/24 12:25)