県立病院のあり方に関する基本構想を知事に答申する宮城部会長=23日午後、県庁知事応接室
県医療審議会県立病院のあり方検討部会(部会長・宮城信雄県医師会長)は23日、2012年度をめどに県立病院を一括して地方独立行政法人化(精和病院は指定管理者制度も検討)することなどを盛り込んだ県立病院のあり方に関する基本構想について、仲井真弘多知事に答申した。
仲井真知事は「部会の答申を受け止め、県立病院が公的医療を継続、安定してやっていけるように取り組んでいきたい」と述べた。
経営形態の方向性について知事は今月中に決定する。
宮城部会長は「県立病院はこのままでは継続は危うい。県立病院をなくしてはいけない、継続発展すべきだという点から知恵を絞り、いろんな方法を論議した中で出した結論」と話し、答申を手交した。
仲井真知事は「地方公営企業法の全部適用(全適)の形で徹底して改良改善を続け、答申の方向に向かって進められるようにしたい。現在の評価の高い公的医療を末永く安定するにはどうしたらいいかに尽きる。その方向を確認しながら毎年やっていきたい」と答えた。
同部会は昨年8月に知事の諮問を受け、今月19日まで7回の審議を通して基本構想を策定した。
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