■詳細
6回表
6:内川 2ストライク2ボールからの5球目、チェンジアップを打ってショートゴロ。 7:稲葉 栗原の代打・稲葉。1ストライク1ボールからの3球目、フォークを引っ掛けてセカンドゴロ。 8:岩村 2ストライク1ボールからの4球目、高めのストレートに空振り三振。
・同点に追いつかれた日本だが、韓国2番手・鄭現旭のキレのあるボールの前に3者凡退に切って取られた。
5回裏
5:秋信守 1ストライク1ボールからの3球目、スライダーをとらえた打球がぐんぐん伸びてセンターへの同点ホームラン! 6:李机浩 フルカウントからの6球目、フォークに空振り三振。 7:高永民 1ストライクからの2球目、ストレートをレフト前にはじき返すヒットで二塁を狙うが、レフト内川の好捕と好返球に阻まれタッチアウト。 8:朴勍完 1ボールからの2球目、スライダーを打ち上げてキャッチャーファウルフライ。
・韓国がチーム唯一の米大リーガー・秋信守の一発で同点に追いついた。
5回表
2:中島 フルカウントからの7球目、内角低めのチェンジアップを見極め四球。 3:青木 無死一塁。1ストライク3ボールからの5球目、高めのストレートを引っ張りライト前ヒット。ヒットエンドランでスタートを切っていた中島は三塁へ!
・ここで韓国は94球を投げた奉重根をマウンドから降ろし、2番手右腕・鄭現旭にスイッチ。
4:城島 無死一、三塁。フルカウントからの6球目、外角のスライダーに空振り三振。 5:小笠原 1死一、三塁。2ストライクからの3球目、外角高めのストレートに空振り三振。スタートを切っていた一塁走者の青木がタッチアウトになりダブルプレー。
・日本はここまで苦杯を飲まされてきた韓国の先発・奉重根をマウンドから降ろすも、チャンスをつぶし追加点は奪えなかった。
4回裏
1:李容圭 2ストライク2ボールからの5球目、低めのフォークを打ってサードゴロ。 2:李晋映 2ストライク1ボールからの4球目、外角のストレートに見逃し三振。 3:金賢洙 1ボールからの2球目、高めに抜けたフォークをとらえてセンター前ヒット。 4:金泰均 2死一塁。フルカウントからの6球目、真ん中のシュートをすくい上げるもレフトフライ。
・韓国はこの試合初安打で走者を出すも無得点に終わった。
4回表
8:岩村 初球のカーブを打ってショートゴロ。 9:片岡 1ストライクからの2球目、ストレートを思い切り引っ張って強烈な当たりもレフトライナー。 1:イチロー 1ストライク3ボールからの5球目、真ん中のストレートを打ってセカンドゴロ。
・日本はこの試合初の3者凡退に切って取られた。
3回裏
7:高永民 初球のスライダーを打ち上げてファーストフライ。 8:朴勍完 2ストライク2ボールからの5球目、内角低めのシュートに見逃し三振。 9:朴基赫 初球のスライダーを打ってセカンドゴロ。
・岩隈はここまで1人の走者も許さぬパーフェクトピッチング! 球数は30球ちょうど。
3回表
2:中島 2ストライク1ボールからファウルで粘った6球目、内角のストレートを打ってショートゴロ内野安打。 3:青木 無死一塁。1ストライクからの2球目、セカンドへのライナーを高永民がはじくエラーで出塁。一塁走者の中島は二塁へ。 4:城島 無死一、二塁。バントを2球ファウルにし、2ストライク1ボールからの4球目、サードゴロで二塁が封殺。中島は三塁へ進む。 5:小笠原 1死一、三塁。1ストライク1ボールからの3球目、チェンジアップを引っ張って一二塁間を破る先制のタイムリーヒット! 6:内川 1死一、二塁。1ストライクからの2球目、外角よりのチェンジアップを打って一二塁間を破るライト前ヒット。 7:栗原 1死満塁。2ストライク2ボールからの6球目、外角低めのチェンジアップを引っ掛けてサードゴロ併殺打。
・日本が小笠原のタイムリーで大事な先制点を奪った!
2回裏
4:金泰均 1ストライク3ボールからの5球目、外角のストレートを打ち上げてライトファウルフライ。 5:秋信守 2ストライク2ボールからの5球目、内角低めに落ちるフォークに空振り三振。 6:李机浩 1ストライク1ボールからの3球目、高めのストレートを打ってセカンドゴロ。
・韓国は岩隈の小気味いいピッチングの前に、この回も3者凡退に終わった。
2回表
6:内川 1ストライク2ボールからの4球目、低めのチェンジアップを打たされピッチャーゴロ。 7:栗原 2ストライク2ボールからの5球目、チェンジアップにタイミングが合わず空振り三振。 8:岩村 フルカウントからの6球目、高めのストレートを見送って四球。 9:片岡 2死一塁。2ストライク1ボールからファウルを挟んだ6球目、外角のチェンジアップにうまくバットを合わせてライト前ヒット。 1:イチロー 2死一、二塁。1ボールからの2球目を打ってファーストゴロ。
・日本はこの回も得点圏に走者を進めるが無得点。韓国先発・奉重根の球数はここまで51球。投球制限100球の約半分を2回で費やした。
1回裏
・日本は右腕・岩隈が先発のマウンドに上がる。
1:李容圭 2ストライク1ボールからの4球目、146キロのストレートに見逃し三振。 2:李晋映 1ボールからの2球目、ストレートを引っ張ってセカンドゴロ。 3:金賢洙 1ストライク2ボールからの4球目、スライダーを打ってファーストゴロ。
・韓国は岩隈に3者凡退に切って取られ、初回の攻撃を終えた。
1回表
・韓国は今大会、日本戦で2勝を挙げている左腕・奉重根がマウンドに上がる。
1:イチロー 1ストライク3ボールからの5球目、真ん中のストレートを打ってセンター前ヒット。 2:中島 無死一塁。1ストライク2ボールからの4球目、ピッチャー前への送りバント。 3:青木 1死二塁。2ストライク2ボールからの6球目、外角のスライダーを打ってピッチャーゴロ。二塁走者のイチローはそのまま。 4:城島 2死二塁。フルカウントからの9球目、低めのスライダーを見送って四球。 5:小笠原 2死一、二塁。1ストライク2ボールからの4球目、カーブに体勢を崩されてセカンドゴロ。二塁封殺で攻撃終了。
・日本は初回から得点圏に走者を進めるが、先制はならなかった。
見所
第2回ワールドベースボールクラシック(WBC)の決勝、日本vs.韓国が24日(日本時間、以下すべて同)、米カリフォルニア州ロサンゼルスのドジャー・スタジアムで行われる。
日本の先発は中4日の岩隈久志。今大会は2試合の先発を含む3試合に登板し、12回1/3を投げてわずか1失点と好調を持続している。韓国戦には9日の1次ラウンド順位決定戦で先発。負け投手にはなったものの、6回途中を2安打、1失点に抑える好投を見せた。大事な決勝の先発マウンドを任された岩隈は、「自分の投球をしっかり出せればいい。できることをやるだけ。最後の1試合なので楽しみたいです」と力強いコメントを残した。また、準決勝の米国戦で最終回に登板したダルビッシュ有も、「明日行けと言われれば準備します。僕はいつでも行けます」と連投を辞さない構えだ。
一方の韓国は左腕・奉重根が先発する。今大会、日本戦2試合に先発し、2勝を挙げている「日本キラー」が三たびマウンドに上がる。また、エースの柳賢振、金廣鉉の両左腕も中継ぎとして控えるだけに、左の好打者が並ぶ日本打線にとっては厳しい投手リレーが展開されそうだ。
大会連覇を狙う日本と、昨夏の北京五輪に続く国際大会優勝を目指す韓国。今大会5度目の対戦となるが、ここまでは2勝2敗と互角の争いを見せている。最後の決戦を制し、見事世界一の称号を手にするのはどちらのチームか――。20日間にわたって繰り広げられてきた熱き戦いに、ついに幕が下ろされる。
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