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2009年3月23日(月) 19:30 |
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不況が直撃、岡山・香川地価下落
岡山・香川ではここ数年上昇傾向にあった市街地中心部の地価が一転下落を始めました。
岡山県内で最高価格の岡山市本町桃太郎大通り沿いの商業地は、1平方m当たり119万円で去年から2.5%下落、香川県内でも高松市磨屋町の中央通り沿いが1平方mあたり55万8000円で2.1%下落、ゆるやかな景気回復で上昇の兆しを見せていた中心市街地の地価ですが、いずれも下落に転じました。 不況が地価を直撃しました。 下落率は岡山県内が‐1.6%と下落の幅が7年ぶりに広がり、香川県内も‐5.1%と岡山・香川の調査地点628ヵ所全てが下落もしくは横ばいで、上昇した地点は一箇所もありませんでした。 岡山市西部の北長瀬駅です。 2005年に新しく出来た駅の周辺は、ここ数年開発が進みマンションが次々に建ちました。 近くには国道のバイパスも開通して利便性が向上し、沿線には商業施設や企業が集まり地価が上昇するといった好循環を続けていたエリアです。こちらも5年ぶりに地価の上昇が止まりました。 倉敷市の中心市街地一帯は更に深刻です。郊外型の大型店舗の出店で活気が失われた商店街です。 不景気で空き店舗への出店もないところに、昨年末のチボリ公園の閉園が地価の下落に追い討ちを掛けた形です。 未曾有の不景気が地価にも深い陰を落としています。専門家は、地価の下落は今後も更に続くとみています。
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