SeeSawとは

SeeSawは、インターネットを通じて、言葉も習慣も異なる幼児同士に新たなコミュニケーションの創出を試みた知育玩具のプロトタイプです。 パソコンの操作はもとより、言葉を話すこともまだおぼつかない子どもたち。彼らがタッチパネルの端末に触れ、指先で相互にビジュアルを作り出します。いわばシーソーで遊んでいるような感覚で、直感的に無言の対話を繰り返します。

プロセス

モニターにタッチすると、色とりどりの玉が浮かび上がります。インターネットでつながった2人の子どもたちが描いた形は、向かい合ってガラスに落書きをするように、画面に表示されます。相手の描いた形にリアクションすることで、役割分担は直感的に行われます。 子どもたちは、自分の描く絵に絶えず新しい意味を見つけ出し、あらたな形に変化させていきます。その思考プロセスを生かすために、古い形からポロポロと落ちていきます。共同作業で、ビジュアルはどんどん変化します。次々と新たな対話が生まれていきます。

(再生環境: タッチパネルPC、Adobe Flash player 9 以上)