松村邦洋、急性心筋梗塞だった…東京マラソンで一時心肺停止

　２２日に「東京マラソン２００９」のレース中に一時、心肺停止状態となったタレントの松村邦洋（４１）は、急性心筋梗塞（こうそく）による心室細動が原因であることが２３日、検査で明らかになった。

　所属事務所によると、松村は搬送中に意識を取り戻したが、心疾患の検査処置に安静状態が必要なため、現在は鎮静処置を施しているという。心疾患には、特に急性期に合併症を伴う危険性もあるため、現時点での確定した病状を伝えることができないとしている。後日、医師を伴って報告する場を設けるという。

　松村はスタートから１５キロ地点の手前で立ち止まり、ストレッチをしようとしたときに意識を失って倒れ、医師が自動体外式除細動器（ＡＥＤ）を使った処置を施した後、都内の病院へと救急搬送された。

　また松村のトレーニングなど、東京マラソンに臨むまでの密着企画を放送してきた東京ＭＸテレビ「Ｔｏｋｙｏ　Ｂｏｙ」は、４月１２日にマラソンの模様を放送する予定だったが、松村の映像は使用しないことを決定。テロップを流すなどの対応は検討中という。