超満員熱い声援　通天閣歌謡劇場最後の日曜開催

　七月から月曜に開催が決まった大阪市浪速区の通天閣歌謡劇場の歌謡ショーが二十九日、最後の日曜開催を迎え、大勢の歌謡ファンでにぎわった。

あでやかな衣装でショーを盛り上げる曽野さん

　劇場では月曜開催が決まって以降、ひいきの歌手たちを一目見ようと観客が集まり、連日超満員を記録。この日も亜紀ひとみさんや曽野恵子さんが出演し、客席から声援が飛び交い盛り上がりを見せた。最後のステージを務めた曽野さんは「『頑張ってや』『月曜でも見に行くで』といった声援を頂き感謝。二十年続いた週末開催、劇場に詰まった思いを込めて歌った」と話していた。

　七月七日からは午後二時半と同五時半の二回公演で、ショーの名前は「通天閣歌謡劇場」のまま営業を続ける。ショーを運営する松竹芸能の太田義光さんは「演出を工夫したり、新曲を多く披露するなど、お客さんに喜んでもらえるよう考えている。歌い手とファンが共に歩んでいけるよう心機一転頑張っていきたい」と決意を語った。