2009年03月22日
倉敷市からの手紙
３月２１日（土）に、私たちの会員宛に倉敷市からチボリ公園の再開の提案に対する回答がありました。
回答を全文書くと長いので、比喩的に書かせて頂きます。
�〇圓�ダイヤの指輪をゴミ箱に捨てたのではないかという提案を受け付けました。
�∋圓任亘莉疑緲貌�にゴミを出すこととなっています。残念ですが、出されたゴミは業者が回収に来て処分されます。
�５�重なご意見ありがとうございました。
日本語の流れが根本的に間違っていますね。
この流れを見て、「頭おかしいんじゃないの？」と思わない人が何人いるでしょうか。
また、提案を参考にしたり、検討する気が全くない旨の回答内容で、「貴重なご意見ありがとうございました」は相手を侮辱する意図がある場合しか日本語では使わないと思います。
この回答から、本当に倉敷市行政は全国に例のないくらい市民のことを考えていないことが良く分かります。
今回の回答は市長名でされていましたが、封筒には広聴広報課と書いてありました。これは、実際には広報広聴課長権限で市長印を押して発送したと言うことなので、実際に市長の意見なのかどうかは分かりません。しかし、市としての方向性はこういう事なのでしょう。
市長は何を考えているのでしょうか？？
今ある案の中で
倉敷市に一番観光客を呼べるのはチボリ公園の再開です。
一番大きな経済効果をもたらすのはチボリ公園の再開です。
一番雇用効果をもたらすのもチボリ公園の再開です。
倉敷市のブランド力を一番高めるのもチボリ公園の再開です。
そのチボリ公園の再開は緑道公園を整備・維持するだけのお金があれば十分できます。
緑道公園は観光客を呼ぶ効果は全くありません。
経済効果も全くもたらしません。雇用効果も全くありません。
倉敷のブランド力を高めることもありません。
この状態で、緑道公園しか考えなかった市長は、何を考えているのでしょうか。
この行為は倉敷市民に対する裏切りです。
本当にこのまま何もしないのであれば、この人は何をしにわざわざ官僚を辞めて倉敷市長になったのでしょうか。
私達が考えることができた理由は２つです。
倉敷に憎しみがあって潰しに来た。
または、天下り感覚で来たと言うことです。
天下り感覚で来たというのなら、倉敷市に益する提案に市長が全く耳を貸さない現状も納得がいきます。「天下り感覚でラクをしようと思って赴任したのに、面倒くさいことをしないでよ」ということですね。
このままでは倉敷は長い停滞期を迎えることとなります。
チボリ公園はここで消滅したら二度とは戻りません。チボリ公園を失い、観光客による経済効果が無くなる上に跡地に商用施設が誘致されれば、既存商店は確実に、そして重度に疲弊します。不況の出口が見えない今、そのようなことになれば、倉敷は立ち直ることはできず、活力を失います。倉敷市は長く続く脱落の坂を転がりだすことになるのです。
チボリ公園はここで消滅したら二度とは戻りません。跡地に商用施設ができるようなことがあれば、その構図は数十年間変わりません。現市長は数十年続く倉敷の暗黒時代の礎をガッチリと固めた市長として名を残すことになるでしょう。
でも、市長は大丈夫です
４年後には倉敷市の衰退がはっきりと見えてくるでしょう。市民に最も良い形になるようにと言いつつ７万５千人もの意見を完全に無視した市長を、もう一度市長に選ぶほど倉敷市民は愚かではありません。
市長の政治生命はここで潰えることになりますが、でも、市長は大丈夫です。なぜなら、官僚には天下りの他に渡り（天下り先から別の天下り先に移ること）があるからです。いやいや、今国会で官僚の渡りを規制する動きがあるでしょうと思われるかも知れません。
でも、一度政治家として外に出たら規制の対象外という目算を持っているのでしょう。だから、政治家としての生命が終わっても、天下り団体にこそっと役員として入ろうと思っているということです。
行動で示すのが政治だと思います。
ここまで、私たちの単なる憶測で失礼なことを書いてしまいましたが、このまま本当に何も行動されないのなら、多くの市民はこの憶測が正しかったと思うでしょう。
市長は選挙時にチボリ公園前で「この素晴らしい公園を残します」と言っていました。市長にとっての「この素晴らしい公園」はただの雑木だった「用水の両側」の事だったのでしょうか。
市長は年間７０万人からの入場者は雑木だった「用水の両側」を素晴らしい！ 行ってみたい！ と思ってチボリ公園に入場していたと思っていたとでも言うつもりでしょうか。
市長はまた、「世界に誇れる倉敷市」を掲げています。今ある宝を利用する検討もせずゴミ箱に投げ捨てるような市は、他にどんなに優れたところがあっても世界に誇れることはありません。
駅周辺の再開発に必要な中心市街地活性化計画は認定機関である内閣府から、チボリを残すように言われていますし、跡地の計画がない状態ではエリア拡大は難しいと言われています。計画の認定ができなければ、駅周辺の再開発もできなくなります。
例え計画が認定されたとしても、チボリが無くなり、あのような市の将来をきちんと考えていない計画が実行されたとしても、倉敷市は活性化することはありません。街が疲弊すれば、当然民間での建物建設も進まなくなり、結果的に建設業界も大きく疲弊します。市長の主要な支持基盤である建設業界からの信任も得られなくなるでしょう。
これだけの要素が揃っているのです。市長が本当に市民のことを思い、また、自身が市長を続けたいと思っているのなら、やることは決まってくると思うのです。
それをこのまましないということは・・・
回答を全文書くと長いので、比喩的に書かせて頂きます。
�〇圓�ダイヤの指輪をゴミ箱に捨てたのではないかという提案を受け付けました。
�∋圓任亘莉疑緲貌�にゴミを出すこととなっています。残念ですが、出されたゴミは業者が回収に来て処分されます。
�５�重なご意見ありがとうございました。
日本語の流れが根本的に間違っていますね。
この流れを見て、「頭おかしいんじゃないの？」と思わない人が何人いるでしょうか。
また、提案を参考にしたり、検討する気が全くない旨の回答内容で、「貴重なご意見ありがとうございました」は相手を侮辱する意図がある場合しか日本語では使わないと思います。
この回答から、本当に倉敷市行政は全国に例のないくらい市民のことを考えていないことが良く分かります。
今回の回答は市長名でされていましたが、封筒には広聴広報課と書いてありました。これは、実際には広報広聴課長権限で市長印を押して発送したと言うことなので、実際に市長の意見なのかどうかは分かりません。しかし、市としての方向性はこういう事なのでしょう。
市長は何を考えているのでしょうか？？
今ある案の中で
倉敷市に一番観光客を呼べるのはチボリ公園の再開です。
一番大きな経済効果をもたらすのはチボリ公園の再開です。
一番雇用効果をもたらすのもチボリ公園の再開です。
倉敷市のブランド力を一番高めるのもチボリ公園の再開です。
そのチボリ公園の再開は緑道公園を整備・維持するだけのお金があれば十分できます。
緑道公園は観光客を呼ぶ効果は全くありません。
経済効果も全くもたらしません。雇用効果も全くありません。
倉敷のブランド力を高めることもありません。
この状態で、緑道公園しか考えなかった市長は、何を考えているのでしょうか。
この行為は倉敷市民に対する裏切りです。
本当にこのまま何もしないのであれば、この人は何をしにわざわざ官僚を辞めて倉敷市長になったのでしょうか。
私達が考えることができた理由は２つです。
倉敷に憎しみがあって潰しに来た。
または、天下り感覚で来たと言うことです。
天下り感覚で来たというのなら、倉敷市に益する提案に市長が全く耳を貸さない現状も納得がいきます。「天下り感覚でラクをしようと思って赴任したのに、面倒くさいことをしないでよ」ということですね。
このままでは倉敷は長い停滞期を迎えることとなります。
チボリ公園はここで消滅したら二度とは戻りません。チボリ公園を失い、観光客による経済効果が無くなる上に跡地に商用施設が誘致されれば、既存商店は確実に、そして重度に疲弊します。不況の出口が見えない今、そのようなことになれば、倉敷は立ち直ることはできず、活力を失います。倉敷市は長く続く脱落の坂を転がりだすことになるのです。
チボリ公園はここで消滅したら二度とは戻りません。跡地に商用施設ができるようなことがあれば、その構図は数十年間変わりません。現市長は数十年続く倉敷の暗黒時代の礎をガッチリと固めた市長として名を残すことになるでしょう。
でも、市長は大丈夫です
４年後には倉敷市の衰退がはっきりと見えてくるでしょう。市民に最も良い形になるようにと言いつつ７万５千人もの意見を完全に無視した市長を、もう一度市長に選ぶほど倉敷市民は愚かではありません。
市長の政治生命はここで潰えることになりますが、でも、市長は大丈夫です。なぜなら、官僚には天下りの他に渡り（天下り先から別の天下り先に移ること）があるからです。いやいや、今国会で官僚の渡りを規制する動きがあるでしょうと思われるかも知れません。
でも、一度政治家として外に出たら規制の対象外という目算を持っているのでしょう。だから、政治家としての生命が終わっても、天下り団体にこそっと役員として入ろうと思っているということです。
行動で示すのが政治だと思います。
ここまで、私たちの単なる憶測で失礼なことを書いてしまいましたが、このまま本当に何も行動されないのなら、多くの市民はこの憶測が正しかったと思うでしょう。
市長は選挙時にチボリ公園前で「この素晴らしい公園を残します」と言っていました。市長にとっての「この素晴らしい公園」はただの雑木だった「用水の両側」の事だったのでしょうか。
市長は年間７０万人からの入場者は雑木だった「用水の両側」を素晴らしい！ 行ってみたい！ と思ってチボリ公園に入場していたと思っていたとでも言うつもりでしょうか。
市長はまた、「世界に誇れる倉敷市」を掲げています。今ある宝を利用する検討もせずゴミ箱に投げ捨てるような市は、他にどんなに優れたところがあっても世界に誇れることはありません。
駅周辺の再開発に必要な中心市街地活性化計画は認定機関である内閣府から、チボリを残すように言われていますし、跡地の計画がない状態ではエリア拡大は難しいと言われています。計画の認定ができなければ、駅周辺の再開発もできなくなります。
例え計画が認定されたとしても、チボリが無くなり、あのような市の将来をきちんと考えていない計画が実行されたとしても、倉敷市は活性化することはありません。街が疲弊すれば、当然民間での建物建設も進まなくなり、結果的に建設業界も大きく疲弊します。市長の主要な支持基盤である建設業界からの信任も得られなくなるでしょう。
これだけの要素が揃っているのです。市長が本当に市民のことを思い、また、自身が市長を続けたいと思っているのなら、やることは決まってくると思うのです。
それをこのまましないということは・・・
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この記事へのコメント
1. Posted by 一市民
2009年03月24日 01:45
チボリ問題に関心があり、本サイトとともに参考にさせて頂いております。代表者の方が堂々と名乗って活動されており、立派だと感心しております。
しかし、今回の記事の冒頭の、回答書の比喩的要約（?）と、それに続く、〈日本語の流れが根本的に間違っていますね。 この流れを見て、「頭おかしいんじゃないの？」と思わない人が何人いるでしょうか。〉という記述は、大変よくないと思います。
回答書を全文掲示した上で評価をすべきであり、一方的に要約したもののみを材料に批判を加えるのは、アンフェアです。PDFなどを使えば全文の掲載は難しいことではないはずです。
今回の記事には、独善的なものを感じざるを得ません。せっかくの活動に傷がつくと思いますので、是非改訂されることをお願いします。もちろん、この冒頭を除く部分には問題はないと思います。
なお、市長名による文書の内容は、当然、市長の意思です。
しかし、今回の記事の冒頭の、回答書の比喩的要約（?）と、それに続く、〈日本語の流れが根本的に間違っていますね。 この流れを見て、「頭おかしいんじゃないの？」と思わない人が何人いるでしょうか。〉という記述は、大変よくないと思います。
回答書を全文掲示した上で評価をすべきであり、一方的に要約したもののみを材料に批判を加えるのは、アンフェアです。PDFなどを使えば全文の掲載は難しいことではないはずです。
今回の記事には、独善的なものを感じざるを得ません。せっかくの活動に傷がつくと思いますので、是非改訂されることをお願いします。もちろん、この冒頭を除く部分には問題はないと思います。
なお、市長名による文書の内容は、当然、市長の意思です。