遂に、この日が来た。
何者かから追われるように怯える生活が今日、終る。
『今日は… 誰が日誌を書くのか。』
だれも、そこまではいやがってないっすけどね。
ただちょっと面倒くさいというか、煩わしいというか…、
イヤ、皆さんが、物凄くとまではいかなくても、
そこそこ楽しみにしているってことは、
何となく伝え聞いてはいるんですが、
やっぱねぇ、出来れば誰かが書いてくれないかというねぇ…くらいの…ねぇ…
ん、いやがってるか。
いや、色々忙しいわけですよ。
稽古中とか本番中とかはね、だからなんですけどね。
たぁ〜だ、誰が書くのかを決める、ゲームは楽しいんですよ!
みんな嬉々としてやりますもん!
本番入ってからは、狭い男子楽屋にキャスト全員が入って、
ギューギューでキャッキャ、キャッキャですよもう。
H田氏はニコニコして絶対お菓子食べてますもん。
K納氏は絶対、縛り(大貧民のルールの一つ)シカトですもん。
S村改めTN木なんかU田メークばっちりで浮いてますもん。
だから大貧民なんかで決めた後なんか、
「うっわ楽しいー、もっとやりてー、夜通しや〜りてー!」、
アホズラして言ってますもん、あのS藤って子は。
今日も今日とて、あんまりにも楽屋で盛り上ってたら、
後から来たM尾さんに『君達騒ぎすぎ!外を通ってる人みんな楽屋見上げてるよ!』
と呆れられました。
まぁそんな感じで、
栄えある『ラストマンof日誌』を決める大貧民大会の火蓋はきって落とされた訳なんですが、
戦いも進むうちにどうやら、
あの「ほ〜んの少しだけの可愛っぽいさ?を鼻にかけた、高慢ちきな腹黒初サモアリ女子」
(全くの事実無根、K沢がM沢をイジメル時の常套句より引用)M沢が、
日誌登場ダービーのトップ、そして一つ差でK沢いや、俺が付けてる事が判明。
そして、その女子は大貧民で高い日誌書き率を誇るとのこと。
そうなるともう、責任感の強い俺は、日誌面倒クサイよりも
『最後の最後を部外者に書かせて、しかも登場回数トップまで取らせてたまるか!』
(書類上は、K沢も部外者。)
と、訳の解らない、Oイ氏にも負けない程の「俺が俺が!」の負けず嫌いがでしゃばって来て
ムシロ、日誌書かせろや!の勢い。
そして配カードの悪さも相まって、見事に『ラストマン』の栄冠を獲得。
そして獲得した途端にハッと我に帰りガッカリ…
こうなるともう、K松氏の、
「この日誌の名前を、お前ら二人の交換日記日誌にしろ!」
との焼きもち90%罵声を皮切りにひと盛り上がり。
ふう、息切れして来た。
俺、実の無い事いっぱい書いて頑張ってる!
あっそうそう、千秋楽の芝居のお客さんの反応は、
今までで一番と言っていいくらいの静けさ(笑)!
導入部のN沢の鉄板ネタでさえ!
始まって30分出番の無い俺、坊主T木氏、海パンO政、S藤は楽屋でそんな反応に逆に大爆笑!
その後、T木氏のアイボンで沸き、
ホッとしながらO政はローションを塗りたくるのであった。
そういう意味でも、今日も楽しませてもらった!
打ち上げでは、何故か泣いてるM沢を見て、
最強制作A川氏が16年の重さを全く感じさせない、高笑いでした!
お客様、松尾さん、スタッフのみんな、キャストそしてサモアリに感謝。
ありがとう!
んじゃまた。
初出演のM沢が泣き続け、馴染みの奴らは騒ぎ、Kヶ沢は呆れる。
ちなみにM沢さんはK納さんの事を日誌では「加納」と書き続けていたが、あえて直さなかった。
M沢さん、「家納」だよ。