豪でクジラ殺さない調査を協議 反捕鯨国が会合【シドニー23日共同】反捕鯨国オーストラリアの呼び掛けで、南極海におけるクジラを殺さない科学調査計画について協議する国際会合が23日、シドニーで始まった。4日間の日程。日本の調査捕鯨に反対する米国、フランスなど10カ国以上の科学者や政府関係者らが出席した。 会合では、標識調査や生体組織採集などを通じてクジラの生息データを集めるなど、今後5年間の調査計画の概要をまとめ、今年6月の国際捕鯨委員会(IWC)総会に提出する予定。 日本は、クジラ資源管理のためには捕獲しないと得られないデータがあるとして、殺さない調査法である目視調査などと合わせ、捕獲調査を実施している。 一方、商業捕鯨や調査捕鯨の完全停止を求めているオーストラリアは「クジラの調査は殺さないでも可能」と主張、昨年のIWC総会で提案していた。 【共同通信】
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