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【スポーツ】

IH西武、有終の美飾れず 名門が37年の歴史に幕

2009年3月23日 22時27分

 ファンの声援に手を振る西武・鈴木=23日夜、東京都西東京市のDyDoアリーナ

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 今季限りで廃部するアイスホッケー界の名門、西武が23日、東京都東伏見のDyDoアリーナで行われたアジア・リーグのプレーオフ決勝最終第7戦で日本製紙に2−3で敗れ、37年間の輝かしいチーム史に幕を下ろした。

 昨年12月に親会社のプリンスホテルが経済不況を理由に廃部方針を発表。3シーズンぶりのアジア・リーグ制覇に向け、1勝3敗から2連勝して最終戦に持ち込んだが、有終の美を飾れなかった。

 西武は堤義明元オーナーが1972年に創部した国土計画が前身。日本リーグを13度、アジア・リーグを2度、全日本選手権は11度制し、日本アイスホッケー界の中心的存在だった。

(共同)
 

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