ロサンゼルス入りしたキム・ヨナ(3月23日)
≪フィギュア世界選手権、24日開幕≫
フィギュアスケートの世界選手権に出場するキム・ヨナが韓国時間22日、開催地の米ロサンゼルス入りした。
空港で韓国と日本の取材陣に囲まれたキムは「先月の四大陸選手権で優勝して以来、コンディション調整に重点を置き練習してきた。昨年の世界選手権では、股関節の負傷で自由にスケーティングできなかったが、今は事情が違う。四大陸優勝の感覚を維持したい」と語った。
また、今季の大会では良い結果を収めてきており、準備もうまく行き、今の調子のままで行けば良い結果が出せそうだと自信感を示した。
ミスが多い三回転ループを二回転アクセルに置き換えたことについては「今季の大会を振り返ると、ミスなく終えたことが少なかった。ミスをなくして自信のある演技をするほうがいいと判断し、三回転ループを削った」と説明した。
ロサンゼルスでは、昨年1月にグランプリシリーズのスケートアメリカに出場している。在住韓国人も多く、リラックスして試合に臨めそうだと語った。昨年のグランプリファイナルのように、応援見合った良い成績が出せなければどうしようという心配もあると明かしながらも「これまで積み重ねてきた経験をいかしてやりきる」と笑顔を見せた。
日本人選手の練習妨害説に関しては「試合では全選手が競争するだけに、そうしたことが起こり得る。インタビューで特定の選手について言及したことはないが、事がおかしな形で膨らんでしまった」と語った。
(2000年3月23日、聯合ニュース)
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