【ソウル22日聯合ニュース】知識経済部の李允鎬(イ・ユンホ)長官は21日、訪韓したベネズエラのラミレス・エネルギー・石油相と会談し、両国の資源協力に関する了解覚書(MOU)を締結した。両国は石油やガスの探査・開発・生産で協力するほか、情報や人的資源の交流を進めることで合意した。また、資源協力委員会も設置・運営する。
ベネズエラは石油埋蔵量が世界6位、ガス埋蔵量が世界8位の南米最大の資源保有国。ラミレス・エネルギー・石油相はベネズエラ国営石油会社、PDVSAの社長も務める。
ベネズエラ側は韓国石油公社に対し、超重質油の最大埋蔵地域・オリノコベルトにある日産20万バレル以上の油田の開発に参与を求めた。韓国ガス公社には中西部とトリニダード・トバゴ近隣のガス田2か所の開発への参与を要請した。李長官は、ベネズエラの資源開発参与はもちろん、現地に進出した韓国企業の製鉄所、精油工場などプラントの受注、事業参与に関する支援を求めた。
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