ワシントン(CNN) CNNとオピニオン・リサーチが18日に発表した世論調査で、米国人の過半数に当たる55%が「オバマ大統領は就任以来、多くの課題に取り組み過ぎている」と考えていることが分かった。
一方、「大統領がこなし切れないほどの課題に取り組んでいるとは思わない」と答えたのは43%だった。
オバマ大統領は就任以来、経済対策、教育改革、健康保険問題、アフガニスタン問題などについて新政策を次々に打ち出している。政策ごとの支持率は、経済対策が59%、健康保険問題は57%、エネルギー政策63%、教育改革65%、外交政策が63%。テロ対策関連ではイラク問題で67%、アフガニスタン問題で61%だった。
政策の内容については58%が「米国にとってふさわしい」と評価、「リベラル性が強過ぎる」は36%、「リベラル性が足りない」は5%だった。
世論調査は12日から15日にかけ、米国の成人1019人を対象に電話で実施した。