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フリースクール入所者虐待 「連行役」に有罪
このニュースのトピックス:刑事裁判
京都府京丹波町の「丹波ナチュラルスクール」の入所者虐待事件で、逮捕監禁の罪に問われた元会社員、村下知也被告(27)の判決公判が19日、京都地裁で開かれた。
宮崎英一裁判長は「被害者の自由や人格を踏みにじる卑劣な犯行だが、役割は従属的で反省している」として、懲役2年、執行猶予4年(求刑懲役2年)を言い渡した。
判決によると、村下被告はスクール経営者の朴聖烈被告(60)=逮捕監禁などの罪で起訴=らと共謀し、平成17年10月に当時16歳だった東京都青梅市の男性を、平成18年8月には16歳だった愛知県豊川市の男性を、それぞれ手錠をかけて無理やり車に乗せ、スクールに連行するなどした。
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