ながさき新着ニュース(19日PM 8:44)
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長崎新聞
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入浴中の女児盗撮「20数回繰り返した」 中学事務職員を県教委が懲戒免職
県教委は十九日、今年二月に西彼時津町内の公衆浴場で入浴中の女子児童を盗撮し、県迷惑防止条例違反の罪で罰金三十万円の略式命令を受けた雲仙市立国見中の堀貴志事務職員(37)=諫早市栄田名=が「半年前から二十数回盗撮を繰り返した」と供述していることを明らかにした。県教委は同日、同職員を懲戒免職にした。
事務職員は盗撮をした二月十五日に時津署から任意の事情聴取を受け、同二十日に逮捕された。
事務職員が略式命令を受けた今月三日に雲仙市教委が事情聴取したところ、事務職員は七、八年前から女児のわいせつ画像を掲載するインターネットのサイトを見て興味を持ち、今年八月ごろに「自分でも撮影してみたくなり、ビデオカメラを購入」。インターネットで盗撮用の特殊な小型レンズを買い、時津町や長崎市内の公衆浴場で入浴する女児の盗撮を繰り返したという。
盗撮した画像を自宅のパソコンに保存していたが、時津署の事情聴取後に消去。ネット上への流出はしていないと話している。罰金は全額支払ったという。
事務職員は時津署でも盗撮を繰り返したと供述しているが、同署は押収したパソコンなどから画像を見つけることができなかったため、立件は困難と判断している。
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