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モラハラ国家・日本(小野哲)

テーマ:モラハラ
2009-03-18 17:06:13

強制退去処分の家族 長女に在留特別許可
不法入国で強制退去処分が確定したフィリピン人家族が日本在留を求めた問題で、東京入管は16日、長女のカルデロン・のり子さん(13)に在留特別許可を出した。中学校での学習のため特別に認めたもので、1年ごとに更新手続きが必要。両親は来月、帰国へ。
(C)日テレNEWS24
2009/03/16 21:11:00

 このニュースを聞いた私は激怒した。
 日本政府は本当にゆがんでいる。アホータローは2兆円も使って定額給付金をばらまこうとしているが、そんな金があるなら公権力の乱用を監査し査察する機構を創設し、天下り組織や自民党に賄賂を贈るキヤノンやトヨタ自動車などの悪徳企業を取り締まって罰金を取り立てた方がよほど生産的だ。そもそも、カルデロンさんの場合は子どもの権利条約という国際法で一家の日本在留は認められているのだ。
 国民は公権力を間違った方向に使われていることに不満を表明している。それが内閣支持率になって現れている。そして、呆れたことにまたしても2万円でブラウン管テレビを買い取ってデジタルテレビにさせようと言う創価学会公明党の提案に自民党がホイホイと乗っている。まさにナントカホイホイではないか。ネズミでもかからないぜ、アホか!?
 今回、カルデロンさんの両親に無理矢理帰国させた政府は彼女の信条をおもんはかばったのか。全くしていないで法律を意固地になって押し付けた。そういうしかない。そもそも、日本はアイヌ民族の存在からして多民族国家なのだ。マラソンでもかつて活躍したステファン・マヤカが日本国籍を取得するなど最近ではアフリカ人が増えてきている。中国からの事実上の亡命者やベトナムからの亡命者もいるし、エコノミストでロシア系日本人もいるなど最近はだいぶ変わってきている。韓国人は「日本人と結婚することが最高の幸せ」というほど、すっかり多民族国家として日本は根付いているのだ。それに見合った政策を採るべきで、自首したものに対して一
律に強制摘発者と同じような強制送還はもってのほかだ。私はこの場合は執行猶予をつけた上で一時期フィリピン帰国をした上で定住ビザを取得してから日本に来る方法もあったと思う(これは様々な意見があるので一律にはいえないが)。
 以前、我が盟友は大阪府の橋下自称知事を痛烈に「モラハラ知事」とこき下ろした。私は奴の政策を全面的に否定している。目先のコストにこだわって、将来の利益をもたらすためのリスクを取らないのは、政治家失格である。教育予算大幅削減はまさに、リスクヘッジを恐れた結果であり、政治家失格だ。医療関係者にも同じ事はいえる。
 法務省は、逆に言えばカルデロンさんの保護者を務めるだけの覚悟を示せる自信があるという事なのだろう(これは私からの皮肉であるが)。


コメント

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■削除?

以前拝見した時はコメントが5つくらいあったみたいですが、今は見えませんね。こちらのブラウザの不具合なんでしょうか?

■長いので2回に分けて投稿します 1/2

>子どもの権利条約という国際法で一家の日本在留は認められているのだ

児童の権利に関する条約第九条第一項には以下の様に書かれています。
「児童の権利に関する条約」全文 http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/jido/zenbun.html
締約国は、児童がその父母の意思に反してその父母から分離されないことを確保する。

誤解する人が多いですが、カルデロン一家は家族揃っての強制退去とノリコのみの在留とどちらを選ぶかを
家族の意思で決定しており、今回の法務省の判断はこの児童の権利に関する条約第九条第一項には抵触しません。

また児童の権利に関する条約第九条第四項は、
締約国が親子どちらかに対して抑留、拘禁、追放、退去強制、死亡等の措置を取る事を前提として作成されています。
これに関して外務省は「児童の権利に関する条約第九条は父母の退去強制を妨げるものではない」と解釈しています。
第一回報告書審査 児童の権利委員会からの質問に対する回答 http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/jido/9605kaito/index.html
児童又は父母の退去強制、抑留及び拘禁等この条約第9条4において国がとり得る措置として
認められている措置により、結果的に親子の分離が生ずることを妨げるものではないと解される。


>全くしていないで法律を意固地になって押し付けた

犯罪者の家族の要求を法の上位に据える事は法治国家としては出来ません。
若しそんな事をすれば法が有って無いものになってしまいます。

■長いので2回に分けて投稿します 2/2

>自首したものに対して一律に強制摘発者と同じような強制送還はもってのほかだ

カルデロン・サラは平成18年7月13日に
出入国管理及び難民認定法違反容疑で現行犯逮捕されたのであり、自首した訳ではありません。
のり子残し父母のみ帰国へ・偽造パスポートで違法入国し不法滞在していたカルデロン一家・ごねてごねてごねまくった犯罪者に、温過ぎる対応で悪しき前例となること必至・犯罪助長マスコミ・「ノリコ基金」 - 正しい歴史認識、国益重視の外交、核武装の実現 - Yahoo!ブログ http://blogs.yahoo.co.jp/deliciousicecoffee/39353248.html
06年 7月13日 サラ入管難民法違反で現行犯逮捕される(約10ヶ月収容)。

>定住ビザを取得してから日本に来る方法もあったと思う

他人名義の旅券を使い不法入国・不法滞在・不法就労を続けた人間に定住ビザの支給は難しいでしょう。


>逆に言えばカルデロンさんの保護者を務めるだけの覚悟を示せる自信があるという事なのだろう

ノリコの保護は母サラの妹夫婦が担当する事になりました。
法務省はカルデロン一家の親戚が日本に3人居る事からノリコ一人の滞在を許可したのでしょう。

フィリピン外務省はノリコを含めたカルデロン一家の支援を表明しています。帰国をそこまで怖がる必要は有りません。
フィリピン外務省、「カルデロン一家への人道支援を行う用意がある」と声明 - 松尾光太郎 de 海馬之玄関BLOG - Yahoo!ブログ http://blogs.yahoo.co.jp/kabu2kaiba/57200461.html
フィリピン外務省 カルデロン一家帰国後の支援を表明 - どうよ、最近は http://blog.goo.ne.jp/go-ichi/e/38af3b73c76976d859ef7f39ca55632f


自民党、多民族国家、橋下知事の話はカルデロン一家の話には全然関係無いですね。
それと管理人さんはモラハラという言葉を誤用していませんか?

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