2009年3月22日 13時42分 更新:3月22日 18時48分
【ロサンゼルス小坂大】野球の国・地域別対抗戦、第2回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の準決勝が21日、ドジャースタジアムであり、韓国(2次ラウンド1組2位)が10-2でベネズエラ(同2組1位)に快勝し、初の決勝進出を果たした。
一回に秋信守の3点本塁打などで5点を先制した韓国は、二回には主砲・金泰均の2ランで加点して一気に試合を決めた。先発の尹錫※が七回途中まで2失点の好投。ベネズエラは5失策と自滅した。
準決勝のもう一試合は、連覇がかかる2次ラウンド1組1位の日本が22日午後5時(日本時間23日午前9時)から同2組2位の米国と対戦する。日本は松坂(レッドソックス)、米国はオズワルト(アストロズ)が先発する。
※は「王」へんに「民」
▽韓国・金寅植監督 相手の失策に助けられたが、我々は相手が嫌がる野球ができる。ボール球は振らず、好球が来たら振り抜くだけだ。決勝は日本でも米国でも構わない。ここまで来たからには、頂点に立ちたい。
▽ベネズエラ・ソーホー監督 初回の失策の代償は大きかった。韓国には勝つためにここに来たというところを見せつけられた。(シルバの先発起用については)彼には信頼を置いていたが、残念ながら思ったようにはいかなかった。韓国は最高のチームの一つだ。