数式
出典: へっぽこ実験ウィキ『八百科事典(アンサイクロペディア)』
数式(すうしき)とは、ある存在を証明する手段である。
目次 |
[編集] 概要
……というのは建前で、実際のところはそれが本当に存在することを自分に言い聞かせたり、他人を説得するために用いられる。たとえ自分では理解できなくとも、それらしい根拠を並べられるとつい有り難がって信じてしまう、日本人向けのトリックである。無論、どこの国にもそういった頭の弱い人はいるもので、世界中で広く用いられている。
たとえばこれは、アンサイクロペディアにおける荒らし発生件数と管理者の労力が比例することを証明する数式である。f=ユーモア指数とし、d=痴的指数とし、x=オナニー絶対数とする。サンプルであるクソ記事から抽出されたこれらの乱数を各項目に入力することによって、世界平和に対するアンサイクロペディアンのユーモア貢献度が一目瞭然となる。
……と書かれていたら、信じる人は信じてしまうものである。
[編集] 数式の起源
数式は人類が数字の概念を発見し、数学として体系立てられるその黎明期から、数学を探究し、その存在価値を証明する手段として存在していたとされるが、その起源については今後の研究による解明が待たれる。
黎明期における数式は錬金術の魔術構成元素としての性格が強く、かの有名な数学者アルキメデスは銀と金と不純物、そしてお風呂の中に混在する菌と精液を錬成することによってオリハルコンを生成し、当時主流であった青銅製の武器しか存在しなかった周辺国家を圧倒するという、王の密命を受けていた。が、その前にてっとり早く鉄が生産されるようになり、アルキメデスのこむずしい数式はお蔵入りとなってしまった。これが黎明期における「第1次数式ルネッサンス」のキッカケとなる。
~ 数式 について、アルキメデス
アルキメデスが確立した数学は、その後ピタゴラスによってさらなる解明が進められ、その手段として大いに数式は活用された。世界のすべてを数字で証明できると考える「数界論思想」や、世界における変数を改組することで運命さえも自在に変えることができると主張した「命数式理論」、すでに世界はすべて完成された数式によって支配され、もはやすべての結果が不可避であることを唱える「数神命理論」などが生まれたのも、この時代であると言われている。ちなみに、この時代は「第2次数式ルネッサンス」と呼ばれている。
~ 数式 について、ピタゴラス
しかし、科学の発展は往々にして精神の腐敗を招くのが悲しい世の常である。数式のレトリックを駆使して詐欺に用いる者が増えてしまった風潮を嘆き、それを正すために「数式倫理法」を世に提唱したのがかの万学の祖と呼ばれたアリスとテレサ姉妹である。……と書くと、まるで正義の味方のように思われがちだが、そもそも「陥穽的商談数式論法」を考案し、それを普及させたのは彼女たちである。自分のまいてしまった毒麦を、自分たちで収穫しただけなのだ。しかし、歴史は美少女には甘いもので、光の面だけを大々的にピックアップして後世多くの男たちを萌えさせることになる。ついでに、この時代はすでに「第3次数式ルネッサンス」に突入している。
~ 数式 について、アリストテレス
[編集] 世界的に有名な数式
- 絶対領域の法則
- ATF=(kn-so-sk)×wi×Crand
- ATF=絶対領域指数 kn=足の長さ so=靴下の長さ sk=スカートの丈 wi=風のイタズラ指数 Crand=チラリ乱数
この数式は18世紀くらいにフェティシストにして数学者ソレナンテ・エ・ロゲ辺境伯によって考案された萌え指数における3次方程式(第1,第2方程式の存在については禁則事項となっている)であり、この発見によって大きなお友達の支持を得ることに成功、当時ロングスカートばかり着用されていた社交界において巻き起こった「ミニスカート革命」の嚆矢となった。
- 政権支持率の基本定理
- YWC=(man×act)÷(cle+dir)
- YWC=政権支持率 man=政策指数 act=実行指数 cle=潔白度 dir=汚職度
この定理は21世紀初頭にアメリカ帝政議会の元老院議員であり政治評論家でもあるモノウ・ルッテレ・ベルジャネーゾ博士が皇帝バラク・オバマを揶揄・風刺するために考案したものであるが、この定理を用いて計算してみたところ、先代皇帝のジョージ・W・ブッシュや次期皇帝候補に祭り上げられていたマケインの方がより「大統領にふさわしくない」ことを証明してしまい、彼は同志であった共和党員によって魔女裁判にかけられ、「海に沈められるか、火あぶりになるか」を迫られた。決断できなかったため、彼はグモッチュイーンの刑とされた。
- 貧乳教における神聖法則
- HM=rar×sta×(bu-wai)
- HM=信仰指数 rar=希少価値指数 sta=ステータス絶対数 bu=バスト変数 wai=ウェスト指数
この数式は2004年8月、それまで熱烈なコンプ教徒であった普通の女子高生泉こなたが神の啓示を受けたことによって発明されたもので、「貧乳は世界を救う」というスローガンを提唱。これが後世その名を世界にとどろかせた貧乳教の夜明けである。
[編集] その他の数式
その他にも、あまり有名ではないかも知れないが世界にはたくさんのユーモアあふれる数式が存在する。
- 君へ贈る数式
- a+b+c+d+o+gagagagagaggg+uhahahaha+bububub=ajghuahug+dondokodon+zyannaha
これは一見するとただの殴り書きにしか見えないかも知れないが、解読すると「I Love You」となる。解読の鍵となるのは彼女の生年月日と初アーン♥♥の日にち、そして二人によって紡がれた思い出の場所やモノなどから、そのヒントが得られる。それはすなわち「君にしか解けない僕の想いを君だけに伝えたい」というロマンス物語なのである。
このエピソードはアメリカ『It's Show Time』誌2∞3年の3月32日号で紹介され、ささやかな反響を呼んだ。
- 和解の日
- ウィキペディア=アンサイクロペディア宣言(うぃきぺでぃあはあんさくろぺでぃあであるせんげん)
これはアーン♥♥アーン♥♥年にベルサイユ世界平和会議において「パリ不戦条約」と共に提唱された平和主義者どものキレイゴトであり、矛盾だらけの実質なんの効力も有さなかったいわばザル法。「ウィキペディアはユーモアを否定すべきではない」とか「アンサイクロペディアは学界権威に服従すべき」などと言った実現不可能かつ偽善に満ちた美辞麗句は、心あるアンサイクロペディアンの怒りを買った。
ウィキペディアは所詮ウィキペディアでしかなく、アンサイクロペディアはあくまでもアンサイクロペディアなのである。
- 俺=お前(Gianism理論)
- Y=G/G=G
- G=俺のモノ指数 Y=お前のモノ指数
これはとある世界で有名なジャイアニズムの格言「お前のモノは俺のモノ、俺のモノは俺のモノ」理論の第1法則である。そのシンプルかつ美しく、力強い数式については、もはや何を言うまでもない。
- 俺=お前(愛の唯一永遠連鎖式)
- Y=I=∞
- Y=あなた I=私 ∞=永遠無限絶対数
これは愛し合う二人が一つであり、また一つであることをどっかの野暮な数学者(本人の名誉のため、誰であるかはお察し下さい)があえて導き出した方程式。この数学者は童貞かつ生涯独身であったが、結婚に対する過剰な期待感が彼の妄想に拍車をかけてしまったが故の暴挙であろう。
- ドナルド=ドナルド・マクドナルド
- D=DD-Mac=D÷DDD
- D=ドナルド係数 Mac=マクドナルド指数 DD=アヒル指数 DDD=ディズニー虚数
これは著作権および商標登録について争っていたディズニーとマクドナルドに対する仲裁として2002年、数学者ドッチデ・モイ・イジャンによって提唱された数式である。その意味するところは「君もドナルド、僕もドナルド。みんなドナルド。世界はドナルド」となり、これによって世界中の誰もがドナルドを名乗ったり、ドナルドと名づけたりすることが合法となった。
[編集] 数式拒絶症について
医療情報に関する注意: | ご自身の健康問題に関しては、ためしてガッテンやDHCで何とかしてください。免責事項もお読みください。 |
20世紀に入って、数式の視覚的摂取によってアレルギーを発症する事例が増加している。その主な症例として1)眠気、2)頭痛、3)嘔吐、4)頭がパーン……があげられるが、これは行きすぎたゆとり教育によってDNAレベルで刻み込まれていた数字の概念が希薄になってしまったため、と誰かが言っている。その治療には初歩的な計算ドリルから脳を数式に慣らすのが効果的である。