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一昨年5月、福岡市の男性が滞在先のフィリピンで殺害された事件の裁判で福岡地裁はきょう、殺人などの罪に問われた元暴力団組員の男に懲役17年、元妻のフィリピン人の女に懲役16年の判決を言い渡しました。
判決を受けたのは、元暴力団組員・篠原敏晴被告と元妻でフィリピン人のロサリナ・リム被告です。
判決によりますと2人は一昨年5月、フィリピン人の警察官や殺し屋などを雇い、福岡市博多区のアルバイト・高木慎一郎さんを、アイスピックのようなもので胸部を30回以上刺すなどして殺害しました。
きょうの判決で、林秀文裁判長は「事前に話し合いを重ねた計画的で巧妙な犯行である」などとしたうえで篠原被告に懲役17年を、ロサリナ被告に懲役16年の判決を言い渡しました。
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