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骨折:寝たきりで入院の患者6人--兵庫・佐用の病院

 兵庫県佐用町の佐用共立病院(穀内隆院長)で、75~99歳の入院患者6人(男性1人、女性5人)が昨年12月~今年1月に肋骨(ろっこつ)を折っていたことが分かった。病院によると、6人は寝たきりで痛みを訴えることもできない状態で、原因は不明。県は立ち入り検査をし、県警も事故と事件の両面で調べている。

 病院によると、看護師が昨年12月8日、女性患者(85)=12月11日死亡=の異常に気づき、エックス線撮影で肋骨4本の骨折が判明。その後、1月19日までに5人の肋骨各1~7本が折れているのが見つかった。6人とも外傷はなく、別の85歳の女性も死亡しているが、骨折との因果関係はないという。

 西浦敏夫事務長は「高齢者は骨がもろく介助の際に折れることもあるが、警察の捜査に協力し、原因究明に努めたい」としている。【石川勝己】

毎日新聞 2009年3月21日 東京夕刊

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