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県警本部長「警察官は無実の罪」 |
03/19 19:21 |
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佐賀市で、知的障害のある男性が警察官に取り押さえられた直後に死亡した問題です。
裁判所が、警察官1人について裁判を開くことを決めたのに対し、佐賀県警の本部長は「無実の罪だ」と述べました。
きょうの定例会見で、佐賀県警の伊藤智本部長は、改めて警察官による暴行を否定しました。
知的障害のある安永健太さんは、一昨年9月、佐賀市の路上で警察官5人に取り押さえられ、直後に死亡しました。
この問題で佐賀地裁は今月3日、警察官1人が暴行を加えたと認定し、特別公務員暴行陵虐の罪で裁判を開くことを決めました。
会見で伊藤本部長は、「裁判官が現場にいた警察官から事情を聞いていれば、違った判断になったのではないか」としたうえで、「保護に当たった警察官は無実の罪だと考えている」と述べました。
一方で、知的障害者に対し今後、より適切な対応をとらなくてはいけないとしています。
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