ジミー鈴木の復活Blog

NKPWAソウル大会当日
朝9時45分にホテルロビー集合。
みんなで道場＆事務所へ。
道場の二階にある事務所で会長と会談。

昨晩はGMと私の決めたカードに「物言い」をつけてきた会長だが。
どうやら一晩寝た後に納得してくれたようで、やれやれ。
力抜山には「変更があった」とのみ伝えたという。

私がGMと決めたカードは力抜山VS征矢VSキムの３way。
それをセミファイナルにして納得してもらおうと思った。

安心感でいっぱいになり、道場におりてきたところ
通訳があわてて呼びに来た。

今度は会長室に力抜山がいる。
避けては通れないとは思っていたが…。
力抜山は「こんなカード私出来ない」とおかんむり。

「でも貴方のサイズでピーティとやったらみっともない」
と説明。

「でも、もう一人はいいじゃないか」とダニエルズとの対戦を
押してきた。

「ドイツ人はどうですか？」というと「あれはいいね」と
どうやらエッキーを見て気に入った様子。

そしてここで高岩選手と征矢選手を呼んでもらう。
「この高岩選手は長州力のナンバーワンボーイであり、
IWGPジュニアほか輝かしい経歴を持っている。
相手にとって不足ないのではないか」と力抜山に言う。

高岩本人の前で「オマエなんかとやりたくない」とはさすがに
言えなかったのか力抜山は納得してくれた。

そして私は征矢選手に「シャツ脱いで裸になって」とリクエスト。

征矢選手の身体を見てビックリした様子。

「どうですか先生。立派な身体でしょ？」
「そうだな」
「小さな外国人とやるよりこっちのほうが迫力あるでしょ。
高岩選手と征矢選手のチームとのタッグマッチでどうですか？
私はそれを薦めます」

「わかった。これにしよう」

ついにカード決定。


第一試合と第二試合は韓国人同士のシングルで私の管轄外。

第三試合は美女レスラーとしてこの日デビューのキム・ジヘVS　KAZUKI
VS　風香の3way。

第四試合はCIMA＆横須賀VS斉了＆堀口

ここで10分休憩

第五試合は力抜山＆キムVS高岩＆征矢

セミファイナルはNKPWAライトヘビー級王座決定戦60分3本勝負
クリス・ダニエルズVSピーティー・ウイリアムス

メインイベントはNKPWAヘビー級選手権試合３WAY
西村修VSエッキー・エクシュタインVSユン・ガンチル

やっと安心できるカードで決定した。（続く）