2009年3月21日 14時38分更新
20日、松江市内の住宅のトイレで、この家に住む20代の男性が死亡しているのが見つかり、硫化水素が検出されたことなどから、警察は男性が自殺を図ったとみて調べています。
20日午前10時10分ごろ、松江市黒田町の住宅に住む女性から、「息子がトイレ内で自殺を図ったのではないか」と消防に通報がありました。
消防と警察で調べたところ、2階のトイレには、「硫化水素発生」などと書かれたはり紙があり、この家に住む20代の男性が遺体で見つかりました。
警察の調べでは、トイレの中から硫化水素が検出され、また、硫化水素を発生させたと見られる跡があったということです。
亡くなった20代の男性は、祖母と母親の3人暮らしでしたが家族に被害はなく、また周辺の住民にも被害はありませんでした。
現場は、松江城の近くにあるショッピングセンター裏の住宅地で、安全宣言が出されるまでのおよそ1時間半の間、この住宅地への立ち入りが禁止になりました。
警察は現場の状況などから、この家に住む20代の男性が自殺を図ったみて調べています。